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旅は人生をカラフルにする


Q. ”旅” と ”旅行” どちらが好きですか? 

ふたつの言葉には微妙に違うニュアンスがあると思う。私なりの解釈をまとめてみた。

”旅行”というと、前もって計画を立て中身がある程度決まっているイメージ。例えば、卒業旅行・新婚旅行・家族旅行など。友人、恋人、家族と観光地を楽しみ、バケーションのようなものではないだろうか。娯楽を重視したい、安全第一の場合にふさわしい。

一方で ”旅”とは、自由気ままに、土地そのものまで深く味わう、大まかなプランだけで成り行きに任せる、冒険のような要素がある。もちろん、そんな感じなのでハプニングも起こるときもある。それが面白い。困ったことがあれば解決しようとする。周囲の人々に助けてもらうことだってある。行動力が養われ、思いがけない出会いも待っているのだ。

人によってどちらを好むかは異なるだろう。
どのような目的で出掛けるかによっても変わるし、”旅行”も”旅”もまんべんなくする人だっているだろう。ましてや、私のようにこのふたつの言葉を区別したり意識している人がどれくらいいるかも分からない。個人の受け取り方によって様々な意見があると思う。

ただ、私の経験から学んだ私の考える”旅”を伝えたい。


私は、”旅”が好きだ。 

昨年、ワーキングホリデー制度を使ってニュージーランドに滞在した。たくさんの旅人に出会い、彼らのライフスタイルに魅了され、いつしか自分も”旅”をしていた。

必ずと言っていいほど、私が道中で出会った旅人は皆、人あたりが良く自分の意思をしっかりと持っている。いったいなぜなのか。

きっと人との出会いをものすごく大切にしているから。一期一会という言葉がぴったりである。 

”旅”をする人には節約派が多く、ホステルやバックパッカーズ、日本ではゲストハウスと呼ばれる素泊まりの施設を利用する場合がよく見られる。

ゲストハウスでは、寝室・キッチン・リビングを共有する。自然と人との交流空間が生まれ、旅の話やたわいもない話題で盛り上がる。会って間もないのに互いに通じあうものがある。

また、様々なタイプのゲストハウスがあり、小さめでこじんまりしたものから大きくてパーティーやイベントが開かれるものまで。
寝る部屋まで同じことに抵抗がある方のために個室を用意している所もある。
その時々の気分や自分に合った雰囲気の施設を選択することができるのだ。

ところで、自分の意思をしっかり持ってることにどう繋がっているのか。人と話すとき、まず初対面の人には自己紹介をするのが一般的。どこから来たか、何歳か、普段何をしているかなど。もう少し親密な関係になると、
「私はこういう経緯があってこんな考えを持っている」というような深い話もすることもある。

この自分を相手に伝えるという行為と、それに対してまわりから応援されたりアドバイスをもらうこと、それが自分を強くしているのではないかと私は思う。

沢山の人に出会って語り合う時間。

これは日常生活の中でも大切なことだが、”旅” に出ると出会える可能性が広がる。

人との出会いは何よりの財産だ。

まだまだ私は”旅”の初心者だ。これからもっともっと”旅”をしていきたい。日本国内はもちろん、多くの国を訪ね、多種多様な地域と人々に出会いたい。

最後に、魅力あふれるニュージーランドの写真をお届け。



皆様に少しでも共感していただけるように頑張って更新していきます!