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短編 ショート 読み切り スピンオフ

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連載にならない。思い付き。やりっ放し。 物置小屋。捨てるに捨てられない思い。
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#小説

【短編小説】 こだま

 「あ、、あの~、、、、いくら?」  「……2枚。」  「そ、それで、、、、」  日本一の…

置き土産 (6)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手に…

置き土産 (5)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手に…

置き土産 (4)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手に…

置き土産 (3)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手に…

置き土産 (2)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手に…

置き土産 (1)

 妻に先立たれた友作は、ある少年と顔見知りになる。  それは、ある姉弟が平穏な家庭を手にする為のストーリーの始まりだった。  プロット 1 近づく  7月の終わりごろ。梅雨も明け、連日35度を超す猛暑日が続く。  姫野友作は自宅裏にある畑で、トウモロコシやスイカを収穫しようと勝手口より出る。  畑にはキュウリやナス、ピーマンなども2,3株ずつ植えてある。  独り者の友作にとっても、この畑で収穫できる量は食べきれない。気が向いたときに収穫し、出来すぎた大きなものや色の変わっ

雪の降る日、拾った子猫 (7)

責任  「佐伯さん、穂香さん、、、児童虐待、不同意性交、条例違反、傷害につきましては今回…

雪の降る日、拾った子猫 (6)

 騙す  隣の部屋で聞いていた礼と智、そして穂香。  「私、騙されてたの?、、、噓、つか…

雪の降る日、拾った子猫 (5)

 対面  「そうか、、、分かった。そのお母さんと男二人と会おう。場所は警察の中だ。信、お…

雪の降る日、拾った子猫 (4)

アダルトサイト  穂香が家に来てしばらくたった頃、信が休みの日に穂香が部屋へ来るように…

雪の降る日、拾った子猫 (3)

 気になる  翌日、穂香は智と一緒に起きてきた。  仁と信、礼は職場に向かう為、朝の食卓…

雪の降る日、拾った子猫 (2)

 傷だらけの子  「うおッ、、、、客ってこの子か?」  風呂から上がってきた父の声。続け…

雪の降る日、拾った子猫 (1)

 おとなしい少女を拾って帰った。  この子を守り抜く。  拾った俺の責任を持って。  少女、死にかける  その日は、朝からの雨が夕方から雪へと変わった。  クリスマスまであとひと月ある。  佐伯 信 32歳は、会社から自宅へと帰る途中、駅から少し離れた公園でその子を見た。  公園の敷地はすっかりと白くなっているが、その子の座るベンチには辛うじて屋根があり、その子に雪は降り掛かっていない。  とは言っても、気温は5度を下回り、深々と冷えてきている。  【早く帰らないと、風邪