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【シンプルに暮らしたい】過剰なサービスと選択肢

こんにちは。すうちです。

今回諸事情により、note同日2本投稿です。

2本目は、ただ自分が感じたモヤモヤを書いた話です。なので、何かの教訓や特に落ちなどもありません。。。

タイトル画像は、mimariさんのイラストです。ありがとうございます。


過剰なサービスと選択肢

ある工事の話

以前noteにも書いた今年部屋の配置変えをした時の話。

子供も年頃になりプライベートな空間が欲しいということで、主に私が使ってた部屋を譲ることになった。

それに伴い、家の一部工事をすることになり費用見積のため、ある業者の方に来て頂くことになった。

当日の朝、業者の方と挨拶を交わした後、その方は過去の工事の経験や実績を語りだした。時間にして数分程度だったかもしれない。ただ、そんな経験は初めてで体感的にはもっと長く感じた。

そして実際に工事の見積もりが始まり、いくつかパターンが考えられるという事だった。ここでは仮にプランA,B,Cとさせて頂く。最初提示された印象は「どれを選んでもいいですよ、ご自由にどうぞ」的なノリだったと思う。

説明の範囲で素人には違いが感じられず「Aですかね」と答えると「Aはこの点は良いんですが、これが後々気になる方もいらっしゃいます」「じゃあ、Bですかね?」「Bもいいんですが、こんな時にここが邪魔になるかもしれません」というような会話が始まった。

結局よくよく聞くと、Cが良さそうという結論になったのだが、ちょっと毒づいた言い方をすれば、とにかくその方は横道の話が長いのだ。

もし工事の経験上Cが一番良いと考えるなら「Cで工事しますがいいですか?工事内容はこうで長所短所は〇〇です」と先に言って欲しいと思ってしまった。

当日の見積は1時間程度のつもりで午後予定を入れていたが、結局2時間以上かかり、その日は何故だか出かける気力を失い予定はキャンセルした。

そして実際工事の日も似たやりとりがあり、何回か遠い目になる瞬間もあった。

考え方によっては、その方はとても丁寧で工事の詳細を顧客と共有して安心感を得る取り組みをされていたかもしれない。たぶん人によっては好印象を持つ方もいるだろう。

ただ、少し冷たく聞こえるかもしれないが、自分にとっては過剰なサービスと感じてしまった。

長年染み付いた性質なのか、自分は会話の結論や要点は早く知りたいと思ってしまう派だ。また個人的には細かい工事の違いや説明より安全確実に早く工事を終えてもらうことが唯一望みだった。その辺も期待とズレていたかもしれない。

もしかしたら、その方は過去の工事で顧客から後でクレームを受けた反省からそういう対応だったかもしれない。広い気配りを効かせてくれたのかもしれない。感染症の流行で人と会う機会が減って久しぶりに会話したかったかもしれない。そうした背景を想像すると色々思うこともある。。。

なので、これが一概に良くないとも断言できず、自分の中でモヤモヤしていた原因なのかなと思う。

ちなみに、工事は当初合意した内容で完璧に執り行われた。今の所何も問題はない。最初のやりとりは大変だったが、適当に手抜き工事されるよりはちゃんとやって頂いて良かったのかなと今は考えている。


ある配送の話

もう一つモヤモヤがある。某A〇azonの話だ(以降、AMZと記載)。

先日久しぶりに3点商品を購入した。購買後の選択肢に「お急ぎ便」や「商品をまとめて発送」があると思う。

買った商品は、もちろん必要だったが急いでなかったので「商品をまとめて発送」を選んで手続きを済ませた。

後日、商品は個別に3つしかも全部1日ずれて届けられた。。。

本人が急いでないから「まとめて発送」を選んだのにばらばらで届く。しかも誤差は最大2日。何より配送業者の方には本来1度で済んだはずのものを3日間も手間をかけて申し訳ない気持ちもあった。更に話を広げると、全世界で似たような事が毎日起きているとしたら環境負荷の一因にもなりかねない話だ。

ちなみにAMZで買う際、急いでなければ基本的に「まとめて発送」を選んでいるが、記憶の限りまとめて届けられたことはない。

AMZの立場で考えれば、少しでも早く商品を届けることが価値であり、準備できたら1秒でも早く届けるおきてのようなルールもあるのかもしれない。

ただ、配送条件で顧客がそれで良いと選択しているのにそうされないというのは「何のための選択肢なのだろう」と思ってしまう。

せっかく「まとめて発送」の選択肢を設けるならば、お互い同意の上で必要以上の過剰なサービスを減らせる機会があってもよいのではと個人的に思ったことだ。

もちろん注文して当日や翌日届く有難さも感じるので、私も必要な時はお急ぎ便を利用させてもらっている。なので、今後も「お急ぎ便」サービス継続の希望は付け加えておきたい。


最後に

今年のモヤモヤが一気に解消された出来事。たぶん多くの方の心を明るく灯したと思うサッカーワールドカップ・スペイン戦。若い世代が未来を作ったと実感した一戦。

選手達はもの凄いプレッシャーの中、世界の大舞台で戦い周囲の予想やAIの勝率予測にも打ち勝った!!日本チームと関係者の方々に心からおめでとうと言いたい。


本日の結びです。先日のワールドカップを見終えた今。私のモヤモヤなんて「ミジンコみたいな小さい話」と思いました…

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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