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【エンジニアの道は果てしない】 そもそもエンジニアの素質は自分にあったのか?

こんにちは。すうちです。

先週は仕事に追われまくり、、、ほとんどnoteは読めず、投稿ネタを考える余裕もない状態でした。

そんな訳で!?今回は仕事を通じて感じた自身のエンジニアの素質を書きたいと思います。


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※タイトル画像:千鳥あゆむさん



エンジニアの素質って何だろう?

本日のお題について、検索すると大まかに以下のキーワードが出てきます。

ITスキル・知識
コミュニケーションスキル
論理的思考力(問題解決力)
新しいことを学ぶ意欲

以降、キーワードに沿った個人的な振り返りです。業界や職種によって違いもあると思います。


ITスキル・知識

エンジニアになる前にその知識があったかと言えばノーで、私の場合、完全にゼロスタートでした。

唯一あるとすれば、学生時代にMSX(当時一般向けに販売された低価格パソコン)を触って、雑誌に掲載されたゲームプログラムをただ写経して遊んでいた程度です(当時は a=a+1 の意味もわからず、正しく動いてたかも不明…ちなみに式は右辺のa現在の値】に1足したものを左辺のa未来の値】にするという意味)。

今の知識は完全に後天的なもので、仕事を始めてその場その場で学んだことが多いです。自己研鑽で前もって学習する手もあると思いますが、私の場合は目の前のことで精一杯で先回りして勉強する余裕はなかったです。というより、特に新人の頃は前もって学ぶにしても範囲が広すぎて、どこから手をつければ良いかわからない状態でした。

当時上司に言われて記憶にあるのは「まず自分が何がわからないかを知ること」という言葉です。正直上司や先輩にはココロの中で感じた「全部わかりません…」は口がさけても言えませんでしたが、地道に少しずつ自分で調べたり、周りに教わりながら徐々に身についてきたと思います。


コミュニケーションスキル

こちらも仕事を始める前はありませんでした。もともと一人で自由な方が好きで、集団の場にいると色々気を遣って疲れてしまうタイプです。。。

気の知れた友人といる時間は特に苦痛は感じませんが、私の場合、そんな人達は片手で数えるほどです。

なので、コミュニケーションのコツなども仕事を通して次第に身についたと思っています。

ちなみに、コミュニケーションには、相手の立場を考えた言葉選びとか思いやりもありますが、エンジニアの仕事である課題を達成するとなると、チームで目標を共通認識に持っていくことだったり、担当作業の到達点をずれなく合わせるなど複数のパターンがあるように思えます。

そのために、前述のITスキル・知識が個々に求められるのはあるとして、エンジニアもそれぞれ育ってきた環境や持っている知識も様々なので(特に転職して感じます…)、「会話通じてないな」と思ったら相手がわかる言葉に置き換えたり例を出して、お互い共通理解に至るような工夫を後から意識するようになりました。


論理的思考力(問題解決力)

こちらもエンジニアになる前は、自分にあったとはあまり思えないです。それまで直感で生きてきたので(今も多少その影響あり)、普段の会話でもそれが出てたのか?エンジニアになって最初「キミの日本語がわからない…」と先輩に言われて、今まで育った環境との違いにかなりカルチャーショックを受けました。

ただ、学生の頃に学んだ数学的な思考(例えば、背理法など)は、デバッグで問題に直面した時の考え方(仮にAがBとすると正しい、Cは矛盾など)として、論理的思考の土台になっていると今さら気づいたことはあります。

いずれにせよ、学生時代からそのような思考をしてた訳ではなく、こちらも仕事を通じて後天的に身についた感覚が大きいです。


新しいことを学ぶ意欲

こちらは好奇心という意味では子供の頃から微妙にあったように思えます。

幼少期は両親共働きで割と自由な教育方針(放任とも言う?)だったので、一人で何か考えたり作ることは好きでした。といっても当時からITの勉強をしてた訳ではなく、お小遣いの範囲でマンガを集めたり、プラモデルやラジコンなど(誰に勧められた訳でもなく)少しでも興味あるものは手を伸ばしていました。

エンジニアになった今もそうですが、仕事の変化が少なくなったり、ずっと同じ作業が続くと次第に別の新しいことをやりたくなってしまいます。

ただ、子供の頃と違うのは、エンジニアで興味ある分野や技術があるとしても、(自分の時間が限られているため)何でも手当たり次第に手を出すよりは、どちらかというと現在の業務に直結するまで勉強しないことがほとんどです。

一つはある技術を学んである程度自分のモノにするとなると、私はそれなり時間が必要で、情報収集でネットや本で調べることはあっても実際技術を学ぶ環境を整えたり手を動かすまでは至ってません。本当はもっと身軽に勉強したい気持ちはありますが、満足いくほどできてないのが正直な所です。


最後に

こうして振り返ると「そもそも自分にエンジニアの素質なんて、ほぼなかったんじゃないか?」と思ってしまいます…笑

いずれも実際に働き始めて結果身についたことがほとんどで、特に新しいことを学ぶ意欲については、今後の自身の課題と考えています。

元々エンジニアになったのも何か物作りに関わりたいと思ってたくらいで、最初に内定頂いた会社がそうだったという、かなり成り行き任せな理由です。

最初の頃は目立った成果が出ず自信をなくすことも多かったですが、かといって他にやりたいことがあった訳でもなく、途中キャリアの方向性を見直したり、転職は何回かしましたが、ずっとエンジニアを続けて今に至ります。

ITエンジニアと言えば、今はRustGoを使った開発やサーバ系はAWSが使いこなせないと…という流れからすると、私は組込み系の限られた経験しか持ってないし、言語もCC#Pythonができる程度です。

決してこれで満足とも十分とも全然思ってないですが、最近は情報があふれていてそれらの有益な面は多々ありつつも、一方で「こういう人はエンジニアに向かない」「エンジニアにはこれこれの知識が最低必要」という意見も目にする気がします。

今回記事を書いた経緯ですが、日本は特に「IT人材が足りない」という話も耳にする中、もしエンジニアに興味はあるけど(そういう素質に関する記事を目にして…)自分には絶対無理と思った方に少しでも参考になればと思って書きました。

もちろんエンジニアとして独り立ちするのは簡単でないかもしれませんが、ネットの情報や意見は参考にするとして、自分の興味や挑戦したい気持ちを優先してみるのもアリではないかと個人的に思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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