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【エンジニア奮闘記|立志編】月曜日の進捗会議がとても憂鬱だった話

こんにちは。すうちです。

前回、自分が若かりし頃を振り返った話を書きました。

それと関連していくつか思い出した話があります。今回は新しい試みで、いつもと違う形でnoteを書いてみました。

※タイトル画像はNoriaki Kawanishiさんのイラストです。ありがとうございます。


月曜日の進捗会議が嫌でした

日曜の夕方から湧き起こってくる「ちびまる子ちゃん」を観てる時間帯は気づかないふりでやり過ごせても「サザエさん」辺りから実感する憂鬱な感情。。。
新人の頃いわゆるサザエさんシンドロームに悩まされていました。

というのも、最初に入社した会社は毎週月曜朝に進捗会議があったからです。それが頭の片隅にあり日曜の夕暮れと共にスイッチが入ってたんだと思います。

当時寮に住んでた私は、その憂鬱な気分を少しでも和らげるため、寮の友人と近くの銭湯と食事に出かけてました(どうでもいい情報ですが、その寮はなぜか日曜は風呂が休みだったのです…)。

大体「サザエさん」が終わって21時頃まで、広いお風呂でくつろぎ美味しいものを食べて束の間の癒しの時間を過ごし翌日に向けて寮の友人と一緒にエネルギーを養っていました。

進捗会議に話を戻します。。。

会議は前週の仕事の進み具合を報告する場でした。特に1年目はなかなか思った様に仕事が進まず気分が重かったのを覚えています。

当時の上司は会社でも有名な優秀な方で、私もとてもお世話になったので頭が上がらないですが、論理的に重箱の隅を突いてくるタイプ。進捗が悪いとその原因をどんどん掘り下げてきて、最後は自分の至らなさを認める所まで行き着き、私も含め先輩達ですら撃沈してました。

ただ、その進捗会議を上手くやり過ごす先輩もいて、そういう方に共通してたのは「進捗が悪い時は悪いなりにその原因と打開策を持っていた」という点です。

あと私と一緒に配属された同期は、なぜか余り責められず個人的に不満でした(明らかに自分と比べるとツッコミが少ない…理由は後述)。

この辺の会議を上手くやるコツ(ある意味スキル?)は後々学習していきましたが、学生時代まで他人から突っ込まれる経験が少なかった私は、できない現実を認められず「自分はできる(はず)」の根拠ないプライドもあったので会議で言い訳も多かったと思います。

当時よく言われたのは「なぜ進まなかったのか? じゃあ次どうするか? 毎回上手くいかないパターンの繰り返しでなく、やり方を見直す事も考えてほしい」的な指導が多かったです。

この辺のド正論を直球でぶつけてくる上司で進捗会議の場は毎回皆沈んだ雰囲気でした。それが精神的にツラかったのか(他の理由なのか)チームの先輩二人と一緒に配属された同期は私が入社して3年の間に辞めていきました。

その後、その上司も異動が決まり、憂鬱だった月曜の会議からは解放されることになります。

それから数年後、その上司と再開する機会があり言われたのは「辞めた同期は仕事を卒なくこなしてたが嫌々やってて直に辞めると思って余り指導しなかった
「あなたに厳しく言ってたのは成長して欲しかったからで根性があるのは認めていた」「だた、エンジニアのセンスがあるかは当時微妙だった(笑)」でした。

その場で周りの人にその上司が「すうちは俺が育てたんだ」と自慢気!?に語っていたのが少し嬉しかったのを覚えています。

当時の上司の予想に漏れず、センスがあったかもわかりません。たぶん私は何処にでもいる様な平々凡々なエンジニアですが今も働けています。

年齢を重ねると周りから指導される機会は減り、自分で問題点に気づき改善していくことが求められますが、若い時期に当時会議で色々突っ込まれた経験がエンジニアの仕事を進める上で考え方の基盤になったと今は思います。

その意味では、当時つらかった経験も振り返ると感謝すべき経験かもしれません。また後々上司の言葉を聞いてその想いを知れたことで、相手の言葉やその時はつらい出来事も「受け取り方で印象は変わる」と同時に思いました。

余談ですが、冒頭のサザエさんは1mmも悪くなく「月曜に設定されてた会議が例えば火曜とかだったら少しは週末の気分も緩和されたのに…」とは思います。




最後に

ちなみに、当時の私の進捗報告はこんな感じでした。。。

AIで描いた絵ではないので、漫画のクオリティは目を細めて読んで頂ければと思います。。。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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