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日本数学会で札幌に行った話(その1)

9月12日から16日まで、日本数学会に参加するために札幌へ行ってきました。
基本一人旅で、色々なことがあり、色々なことを考えたので、ざっくばらんに記録しておきます。
全5回の予定で、現在3日目まで下書きしました。家に帰るまでが学会なので、頑張って最後まで書きます。


1日目(9月12日)

15時初の飛行機を取っていたので昼ごろ羽田へ出発。
品川の京急のホームでこの旅一人目の親切な方が声をかけてくれた。この方は国際線に乗るそうで、電車を降りた後第2ターミナルへ向かうエスカレータの下まで案内してくれた。
エスカレータを上がったところで再び別の親切な方の声が。この方はおそらく関西の方で、偶然にも同じ便に乗る方だった。
ANAのチェックインカウンターまで送ってくれ、その後搭乗ゲートのところでもお会いできた(もしかしたら心配してゲートのあたりで待っていてくれたのかもしれない)。

少々時間があったので、保安検査場に入る前にタリーズで腹ごしらえ。
今回は初めて優先搭乗ではなく最終搭乗だったためわりとゆっくり機内へ。
機内では安全のしおりの点字版を渡してもらい、せっかくなので全部読んでみたりした。さすがは天下の全日空、帰ったらマイレージの登録もしちゃうぞと思っている。

新千歳についてからは空港職員、駅係員の誘導で札幌へ。
やたら汽笛を鳴らす快速エアポートに乗って、「音が出るプラレールみたいだなあ」などと考えていた。
札幌のJRの係員の方がとても親切で、道を渡った先にあるホテルまで案内してくれた。
ホテルの部屋は(気を遣ってくれたのか)ロビーから2番目に近い部屋で、お陰様でいちいち部屋までの案内を頼んだりする必要もなく、滞在中好き放題出入りができた。こういうちょっとしたことが旅のQOLに関わるので大変ありがたい。

この日は先生が深夜に同じホテルに到着した後、ミーティングの予定だったので(ビールを飲みたい気持ちをグッと我慢して)スープカレーを食べに行った。
奥芝商店がうまいらしいという情報をネットで見つけたので、Googleマップを頼りに向かってみることに。
しかし、ついたばかりの札幌ベイビーにはなにがなんだかで、途中声をかけてくれた方が、ぼくが行こうとしていた店よりもさらに行きやすい駅中の奥芝商店まで連れていってくれた。
連れていってくれたばかりでなく、列に並ぶ間もメニューを読んでくれて、トッピングはブロッコリーがおすすめとか、辛さはこのくらいがいいんじゃないかとか、本当に親切に教えてくれた。
スープカレーは中にハンバーグが入っていて、エビベースのスープがとても美味しかった。

ホテル周辺までは戻れたのだが、いつものアルアルで肝心の入り口が見つけられない。通りかかった人が目印を教えてくれたのでその後は迷わなくなった。

学会初日の午前に発表だったので、先生が到着するまでの間最終練習をしたり、参考文献を読み返したりしていた。
正直、久しぶりの発表、かつ初めての対面発表で、とても緊張していた。
先生がホテルに到着し、23時半ごろからミーティング。
スライドの最終確認や質問の想定などのディスカッションを行った。
これのおかげでだいぶ落ち着いて発表にも望めたし、この日もしっかり寝ることができた。

(続く)

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