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〜名前を知っておく〜

8.9  低学年トレーニング


「楽しいー好きー夢中」を感じてもらうために、低学年での過ごし方はとても大事。とにかくチャレンジ。失敗してもまた頑張ろうと思ってもらえるように「見守り、声かけする」を引き続き意識していきます。

「トレーニングメニュー」
コーディネーション(後ろ向きで、ジャンプしたり、コーンとコーンをジグザグで走ったり)、おにごっこ、ドリブル方向転換、1対1、ゲーム。

後ろ向きの動作に取り組みました。動きがスムーズに行かなくなり、自分の思い通りに身体が動いてくれません。試合の中では、相手の動きに合わせて走るステップを変えたり、後ろ向きに動くことも。
慣れない動きもがんばろーね!

1対1の練習からは、2つのグループに分かれてトレーニングをしています(ボール扱いに慣れている子とまだ慣れていない子の2つです)
1つのグループは、ボールを運ぶ。方向転換する。がメインです。
もう1つのグループは、1対1で相手を交わしていく。ということをしています。

【名前を知っておく】

ボール扱いに慣れているグループで、ワンツーとパラのトレーニングをしました。
「今のところはパスでもよかったかもね。」「ゴール前だから、思い切ってシュートしよう。」

「パス」と「シュート」という言葉の意味は理解しているし、動きも分かっていると、指導者の声かけの内容も理解できるし、次のプレー改善にも繋がります。成長するスピードが速くなります。

「ワンツー」
味方選手にパスを出し、その味方選手からもう一度パスをもらうこと。
「パラレラ」
タッチラインと平行にパスを出すこと(相手DFの後ろのスペースにパスを出します)味方選手が相手DFの背後に走り込みます。

試合の中で「ワンツー」や「パラ」が現象として出ることは今のところ少ないし、成功することは滅多にありません。
それよりも、プレーや動きの【名前を知っておく】ことが大切です。

2〜3年後、テクニックも身につき、周りも見えるようになってから、「1から名前を覚え出す」のと「名前や動きだけでも知っている」状態とでは、頭の負荷が違うので、新しいことを吸収するスピードが違ってきます。

系統立ててトレーニングを積み上げていくことは、成長スピードに影響を与えています。

動きやプレーの名前を覚えて、試合で使えるように頑張ろうね

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