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銭湯(温泉)通いになってみて。

先月、お風呂場の排水が詰まってしまい、どうにもならなくて業者さんを頼んでからおよそ3週間、温泉に通っていた。

毎日通えないので、1日空ける時もあれば3日空ける時もあったのだけど、そうなってしまえばそうなったで、それなりに生きていけるということを体感した。

それが“ふつう”になるのだ。

昔は銭湯に行くのが普通だったと思うし、今もそういう生活をしている人は居ると思うのだけど、
お風呂に入る。というのが少し特別な行事に感じられる。禊のような。

そして、何故あんなにもお風呂に入らなければならないと思っていたのか謎だし、
段々と裸にも慣れていき、むしろ裸も自分のコスチュームのように思えていった。

そんな風に、変化するものごとにいちいちぴったりと考えを巡らせているなんて、馬鹿馬鹿しいなとも思う。


そんなわけで、お風呂は直りました。
これからもおそらく、家でちょっと特別を味わおうと思います。

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