こちらもスピンオフを書きたかったんだった
こんにちは、亀山真一です。
少々発見が遅れましたが、『人生の切り売り』の公式連載の第7回が更新されていました。これで表題作は全6章立てのうち、第3章の後半くらいまでネットで無料公開されたことになります。
こちらの連載はキリの良さを考慮せず既定の字数で区切っているようなので、打ち合わせシーンの会話の続きから始まります。
小説家の主人公、神野あすみが編集の藤島希枝から謎のイケメンについて詮索され、とっさに「ナツメくん」と名付けた辺りで途切れておりました。基本的には嘘をつかずにかわしていきますが、さて……。
便利な偽名ができたところで、お次は満を持してあすみの妹、みらいが登場します。第5回から第6回にかけて話題には出していましたが、なかなか強烈な天然ちゃんです。僕的に使い勝手の良い脇役の型の一つに「空気を読まずにズバズバ正論が言える天然ちゃん」がいますが、それとはちょっと違うような……まあ、読んでみてください。
いつもよりちょっと詳しく内容に触れたのは、前回更新時に自分のお尻を叩いたところから進んでいるのかいないのか分からない現状と関わってきます。
送りたいと書いていたメールは送れました。しかし、せっかくいただいた返信を更にスルーしているあまり良くない状況です。これから無職になるタイミングで更なる自費出版を営業されても対応できないのでそこはスルーするしかないんですが、ちょっとスピンオフについても触れたんですよね。
ちょうど『ツイテイナイ透の憂鬱』の連載も終わりましたし、今度は『人生の切り売り』及び『最後のお願い』の宣伝用スピンオフを書けたらいいなと頭の片隅で考えています。それぞれのヒーローポジションである掛橋護と高塚和彦の視点なら本編を書いている頃から妄想していましたが、宣伝用の短編と考えるとむしろ藤島希枝や神野みらいの方がネタバレにならず向いているかもしれません。それにしても本作は悪魔と絡むキャラクターが意外と多く、頑張れば悪魔のいろんな側面を見せることができそうです。え、絶対楽しいじゃん。
公式の連載の進み具合から、まずは「神野みらい編」を書きたいとここに記して自分に発破を掛けようかと思ったんですが、連動や既出情報に囚われると今度は『最後のお願い』の「高塚和彦編」や「滝川透子編」に辿り着けないので自由にやりたいとも思います。
いずれにせよ、僕が「僕って天才」と自画自賛するほどノリノリで書いた自信作をぜひ買って読んでやってください。
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