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自分のこと観劇録Part15

 こんにちは、亀山真一です。
 今回も脚本サイト「はりこのトラの穴」経由で上演申請をいただきまして……なんと2019年夏のPart6以来の現地観劇ができました!

 しかも平日だったから有休取って横浜まで行ってやりましたよ。いやぁ、大変でした。
 ご存知の通り僕は車椅子ユーザーですが、最近は体調も良くなってきたのでこの日は杖を突いて向かいました。しかし、乗り換え駅で結構もたもたしてしまい……エレベーターを探してこれ以上遠回りしていたら遅刻すると階段へ。

 まあ、いいんですよ。こういう時のために歩いていったわけですから。
 最寄り駅からもガッツリ坂道を登って、今回は「演劇祭」に出るということで学校ではなく公共施設のスタジオに向かいました。

 さて、今回の脚本は『こちら出雲恋愛相談所』です。

 まずはファンタジーの世界観をしっかり再現した衣装にびっくり、ここまで衣装然とした格好を間近で見たのは初めてです。僕が大国主命を演じた時なんかスエットにちゃんちゃんこで、因幡さんはスーツ姿で超現代的でしたからね。
 それでいて打出の小槌は僕の時とそっくりで「ウチの後輩がメルカリで800円で買い、公演終了後にもう一回売りに出したあいつではないか?」なんて妄想を巡らせてしまいました。

 内容に関する感想は自分の脚本なので難しいのですが、早口になりがちな台詞とテンポが悪くなってしまった回想シーンの切り替えを落ち着いてできたらもっと良くなるのではないかと今回は直接伝えることができました。
 ついでに小説の方の宣伝もさせていただきました。別名でライトノベルも書いてますと。

 ちなみに同じ脚本の過去の観劇録もあります。今回で3度目です。

 外スタジオの演劇祭ということで演劇部の皆さんもすぐ解散だったのですが、顧問の先生からこの後お時間ありますかと聞かれました。僕が今日は有休取って横浜観光でもしようと思っていたことを伝えると、まさかのお誘いを受けました。

「じゃあ一緒にお昼食べませんか?」

 二つ返事でオーケーしました。そしてザ・横浜な感じの中華料理をいただきました。
 その後はみなとみらい周辺をぶらぶら散策し、有名なタワーや有名な船を横目に見つつ有名な倉庫街をぐるっと回ってみました。僕が歩ける範囲にこんなに有名なものがぎゅっと詰まっている街ってすごいですね。東京でたとえるなら観覧車や港っぽさからお台場なんですが、モノレールじゃなくてロープウェイが街中を通っているんですよ。

 そして帰り際、はたと気付きます。

「僕、ここ来たことあるなあ」

 ドンピシャの日記が残っていなかったんですが、こんな↓感じに後輩の公演に招待された中で横浜まで出張ったことがあったんですよね。
 その時は最寄り駅が「馬車道」だったんですけど、実は目と鼻の先にありました。しかも友人と一緒に観劇してご飯も食べていたため、間違いなくこの辺りを車椅子でうろうろしたんです。

 この件を思い出すまで過去に横浜に来たのは高校の遠足と、大学のサークル仲間と中華街でご飯を食べた2回だけだと勘違いしていまして……だから何だって感じでしょうが僕のテンションはめっちゃ上がったんですよ。
 そんな横浜観光も含めて、僕の観劇録でした。半日歩き回ったので2日経っても筋肉痛です。

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