見出し画像

小さなプライド、飛び込む恐怖、大きな経験。

僕最近スポーツジムデビューをしました。

いえ、すいません。正確にはジムには行っていました。
ただしランニングや自転車などの有酸素運動のみで、いわゆるジムっぽい筋トレマシーンは使ったことがなかったです。
なので、「スポーツジムのマシーントレーニング」デビューですね。


やりたいと思ってたんですがやれなかった。
なぜか。


ジムのマシーンに対する得体のしれない恐怖感

それは怖いからです。

マシーン使ってゴリゴリに鍛えている人から、「なんだこいつ」って思われるのが怖い。
ゴリゴリに鍛えている人に「マシーンの使い方間違ってるぜ」って思われるのが怖い。
ゴリゴリの人に、「あいつ、5キロの負荷しかかけてないぜ」って思われるのが怖い。
ゴリゴリが怖い。


とにかく、なんだか得体のしれない恐怖がジムの中には漂っていて、そっち側の、マシーンのゾーンに行けないんです。

こないだの健康診断の結果から、尿酸値はいつ痛風になってもおかしくないレベル。
これはもう、運動しないといけないと。だからマシーンを使わないと。



でも怖いんです。
だから、診断結果後もジムでは有酸素ばかりでした。
マシーンから逃げ続ける日々です。
筋肉ちゃんとつけて、食事気にしないと・・・


ちゃんとしないと健康になれない・・・痩せないっ・・・!


初めてのマシーントレーニング

そうだ、わかった、その恐怖が和らげばいいんだ。
友人と一緒に行こう。

ということで、先日友人と会社近くのスポーツジムに行きました。
友人は相当ジム通いをしている、ジムの使い方が分かってる人です。


たとえば心拍数上げると痩身効果があるから、最初に全力ダッシュをするとその後のトレーニングでもずっと効果あるよ、とか。
色んなマシーンの使い方も教えてくれました。
一緒に周るので、僕は何も知らなくても問題ないのです。心強い。怖くない。


感動したのが、ジムでの振る舞い方が変わるからって、バーベル使ったスクワットを教えてくれたこと。


友人・・・・・わかってる、初めての気持ちをわかってる。
やり手だ

確かにバーベルのセッティングしてると、
「このジムの常連ですけど?なにか?」感が一気に出せて気持ちがいい。


そして色々やってて気づいたのが、ジムにいる人みんなめちゃ優しいし礼儀正しく接してくれるということ。
中には僕みたいに初めて来た人や慣れてない人もいたんですが、周りにいるゴリゴリの人やスタッフさんに聞きながら、で、その人たちはとても優しく丁寧に教えていました。

マシーンを使って気づいた2つのこと

なるほど、と。
勝手に怖がってただけなんですね。
マシーンが使えない原因は大きく2つあったことに気づきました。


1つ目はちゃんと出来なければダメなんだ、という自分自身の小さなプライド。
上手くマシーンを使えないとかっこ悪いんじゃないか、と考えていること。


2つ目は、知らないことに飛び込む恐怖。
ジムにいる人たちを、勝手に怖い人だと思っていたけど、まずそれを知るためには飛び込まなければいけない。
でも本当に怖いかもしれないから飛び込めない。
邪魔だと思われて傷つけられるの怖い。
そういう先入観みたいなものがはたらいてたんじゃないかということ。


新しいことを始める時の、自分の中の小さなプライドと知らないことに飛び込む恐怖。
でもこれを克服、というか、全て自分が勝手に作り出している感情なんですが、出来ちゃえば開ける世界がある。大きな経験になります。

やってしまえば全然怖くないわけです。
むしろ「あの人すごい筋肉してる・・・あたしも頑張ろ!」
みたいな、そんな感情すら生まれてるわけです。
今では1人でジム行ってゴリゴリにマシーン使ってますし、使い方分からなければ聞いたりしてます。
そして分かってる風出すためにもちろんバーベルスクワットも積極的にやってます。
ありがとう友人。僕の小さなプライドは守られているよ!


いや、まぁ純粋にハマったんですよね。
筋肉とか鍛えても全然意味なくね、とか思ってたけど、元来男の子は筋肉鍛えるの好きなんですよ。
筋肉痛が嬉しいです。筋肉喜んでます。

色んな事がこの2つに邪魔されてる

この体験ってどんなことでも当てはまると思うんですね。
たとえばラーメン二郎。

ロット乱すと怒られんじゃないかとか、どうやって注文したらいいのか、とか。
最近Twitterかなんかで、二郎に一緒に行くだけの人、みたいなのもありますよね。
行きたいけど行けなかった人ってめちゃいると思うので、すごく心強いサービスだと思います。


小さなプライドに引きずられず、とにかくきっかけを作って飛び込んでみることって、とても大事だと感じました。
自分の中に勝手に発生するこの2つの感情が挑戦することを邪魔している気がするんです。


これをコミュニティマーケティングの領域で考えて、ジムと二郎の2つの例を置き換えるなら、
何かのサービスのコアなファンと初心者が仲良くなって、そのコンテンツについて教えてあげると、なんだか良さそう。とかですかね。

初心者はちゃんとそのサービスを知れるのでファンになるかもしれないし、
コアなファン同士でも交流持てたら継続的にサービス使いそうです。
もちろん該当しないサービスもあると思いますけど。

こういう日々の生活の中からもコミュニティの重要性を感じるな、とそんなことを考えました。
引き続きよろしくお願いいたします。

よろしければサポートお願いいたします。 カフェで書くことが多いので、コーヒーを飲ませていただければと存じます。