「ZONe」の入り方
「YOASOBI」が「ZONe」を教えてくれた。
こんにちは。
突然ですが、僕「YOASOBI」ってグループが好きで、
彼らの新曲「ハルジオン」が最近Youtubeで公開されたんですね。
まぁとりあえずYOASOBIの新曲きいてみてください。素敵ですから。
観ましたか?
最高ですよね。
あれ、待ってください。
曲も最高なんですが、ちょっと最初のとこ気になりますよね。
「ZONe」
ほうほう、どうやら「ZONe」っていう飲み物のタイアップだったんですね。
最近発売されてるのでコンビニとかで見たことある人いるんじゃないでしょうか。
とにかく気になったので「ZONe」のサイト見ることにしました。
これキービジュアルですよ。
ちょっと近未来感すごいですよね。
キービジュアルもですが、コンセプトもかっこよくて
「eカルチャーを愛するファン、クリエイターのための超没入エナジードリンク」とのこと。
そして容器には「DIGITAL PERFORMANCE ENERGY」の文字が。
どうですか、めちゃくちゃかっこいいですよね。
「DIGITAL PERFORMANCE ENERGY」な飲み物で、超没入できる、つまりゾーンに入れるなら、DIGITALで仕事してる人間としてはこれ、買わざるを得ないじゃないですか。
買いました。飲んでみました。
ほうほう、美味しい。
いわゆるエナジードリンクな味ですが、スッキリ飲めて、甘すぎもなく、美味しい。
おや、これしかもあれだな、集中できるぞ・・・
いつもより仕事はかどるぞ・・・
まさか今僕、超没入・・・「ZONe」!!!!!
まぁ普通に美味しくてですね、なんとなく集中できるし、元気にもなる。
3日間くらい飲み続けてドハマりした僕は、その話を上長含めたチームの朝会で話したんです。
そしたらチームメンバー買ってくれたみたいで、美味しいと言ってくれてました。
上長は話をした翌日に買ってくれていて。
そういえばその翌日も買ってました。
翌々日も。
気づいたら上長の方が「ZONe」飲んでるんですね。
「ZONe」から抜けられなくなったようです。
「ZONe」が気づかせてくれたファンマーケティング。
これまさにファンマーケティングだと思いました。
ファンマーケティングについては別のnoteで書こうと思ってますが、ここでは、ユーザーに「商品やサービスを誰かに勧めたくなるぐらいすごく好き」な状態になってもらうことだと思っていただけると。
僕はYOASOBIのファンなので、
彼らの勧める(タイアップである)「ZONe」が気になって購入します。
「ZONe」は自分の仕事的に合っているし、美味しいし、ストーリーやコンセプトもかっこよかったので、これを誰かに教えたいと思ったわけです。
この時点で僕は「ZONe」の(軽めの)ファンになっていて、推奨行動を取ったわけですね。
その推奨行動により、新規顧客(チームメンバー)を増やしました。
良質なサービス(「ZONe」自体が美味しい)に加え、
コンセプトをしっかりと伝えること(ブランド訴求)が
ファンを作りだし、そのファンの推奨行動によって、
「ZONe」サイドはお金をかけることなく、
新規顧客を引き入れることに成功しているのです。
CPA0円です。
もちろんWebサイト制作費とかはありますけど、そういうのはいったんナシにしましょう。
ただし注意点もある。
でもちょっと問題も発生する可能性があります。
それは商品自体の質が悪い場合。
もし「ZONe」があんまり美味しくなかったら、僕はファンにもなってないし、もちろん勧めることもなかったです。
仮に勧めたとしても、美味しくなければチームメンバーの口に合わない可能性も高いので、飲み続けることはない。
なんなら「美味しくないもの勧めやがって」と僕が非難される可能性だってあるわけです。
口コミでの拡散は大事だけど、質が悪ければ見せかけの人気になってしまって、むしろ悪い印象をあたえかねない。
このことから、ファンマーケティングにおける推奨行動の発生条件は、
① 前提として商品・サービスの質が良くて、
② 商品・サービスのコンセプトやストーリーにユーザーが共感してもらうことで起こる、ということが分かります。
今回は商品の質が良かったから僕は非難の対象にならなかったので良かったですが、やっぱり日々の生活の中にファンマーケティング的要素は転がっているんだなぁと。
これを可視化したり、仕掛けることが出来たらそれはすごくステキです。
そんなことを考えたのでnoteに記録しておこうと思って筆を取りました。
ちなみに僕は「ZONe」とは一切関係ありません。
引き続きよろしくお願いいたします。
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