【通勤電車の詩】昔見た風景
電車の窓からいつも見ている風景なのに、ふと何かに気付くことがある。
変わり映えのしないどこにでもある道路が、ぼくの前を一瞬で通り過ぎた。
この道は・・・。
子供の頃に近所にあった道路によく似てる。
先に行く親父の自転車に、車輪の小さい子供用自転車で必死について行ってたあの道。
あの道の先には大きな公園があった。
少し遠かったから滅多に連れて行ってもらえなった。
だから嬉しくて必死で走った。
今ではぼくも父親になってから久しい。
子供たちとそれなりの数の思い出はある。
ぼくの子供たちは、いつの日か思い出してくれるだろうか。
▼「通勤電車の詩」はこんなふうに生まれました▼
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