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【ありふれた日常から】懐かしい小さなプール

今もあるのだろうか。
小さい子供用のプール。

ビニール製で、円形で、空気を入れると壁ができて、その中に水を貯めることができる。

ぼくは4、5歳だったろうか。
夏によくお袋が空気入れで膨らまして、ホースで水を入れてくれた。

ぼくは何時間もその中にいた。

何をしてただろうか。
水鉄砲で遊んでいただろうか。
おもちゃの魚を泳がしていただろうか。

細かな記憶はない。

ただあの小さなプールに何時間も浸かっていたことを覚えている。

それと縁側にお袋がずっと座って、ぼくを見ていたことも・・・。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。