2018年8月15日(水)

終戦の日である。 (「終戦」は造語である 正しくは「敗戦」)

この時期は意識的に戦争に関する映像や文献などに触れるようにしているのだが、ここ最近は特に南方戦線に関わるものを多く参照している。

ガダルカナル、ニューブリテン、ラバウル、ペリリュー、パラオ、グアム、テニアン、サイパン、レイテ、ルソン、硫黄島、そして、沖縄戦へと続く悲劇の系譜である。

歯止めの効かない戦線拡大と軽忽で拙劣で残酷な作戦行動の結果、「こんな事ある訳ない」と疑いたくなるほど、無謀で無惨で無念で無意味な戦争の実態が、露骨に牙を剝きはじめ出すのが、南方戦線である。

南方という、永遠の夏に永遠に囚われた人々の過酷な体験に思いを馳せることで、改めて、平和の尊さと戦争の愚劣さを痛感する。

私の住んでいる自治体では、毎年8月15日に平和の祭典として花火を打ち上げる。今日は少し風が強いが、風前の灯にならないよう、娘と共に平和の花火を目に焼き付けてこよう。


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