『ピンチはチャンス』のマインド
仕事や何かに取り組んでいると、必ず壁に当たる(成長が止まったと感じる)瞬間が訪れる。
その状況を、どう捉えるかのマインドを作り上げておくことで
その後状況が大きく上昇するんじゃないか。と思う。
私は今まで、
ピンチ=悪い状況=怖い=不安=消し去る=逃げる
といった感じで、なんだかんだ正当な理由を見つけて逃げてきたと思う。
その体験を振り返ることで、今後ぶち当たる壁に対してのマインドを作っておこうと思う。
(ま、今までの選択にも、今の自分にも満足してるけどね)
部活
学生生活の中で、2つのスポーツに打ち込んだが、一番長いのはバスケだった。
小学校からバスケをはじめ、ありがたいことにスタメンで副キャプテン的立ち位置にいた。
ただ、バスケは中学校まででやめてしまった。
中学校~高校が私の中で大きなターニングポイントで、
それを機に今までやってきたことも一新したくなったからだ。
・・・という当時の私の思考も事実であり、バスケをやめる本当の理由だった。
ただ、今振り返ると
【自分の成長が感じられなく、苦手なことから逃げたい】
という気持ちもあった。
バスケをやっていた6年間、
持ち前の繊細さで試合中でもメンバーに嫌われないように
当たり障りないプレイをしていた(笑)
おかげで、自分の持ち味は○○!というものを見出せず
でもずっとスタメンだったから、挑戦してスタメン落ちすることも怖く
挑戦ができなかった。
バスケは好きだけど、最近できるようになったことがないな…自信もない…
と徐々に思うようになり、またそれに向き合うことに嫌悪感があった。
美容業界時代
専門学校から新卒2年目までは、美容業界を経験した。
美容業界や、技術を極めるという職人的な仕事への憧れがあった。
会社に所属し、専門学校で培った技術を駆使し、お客様に向き合っていたが
「顧客にとって一番いいこと」と「売り上げを立てること」に矛盾を感じ
現在の業界へキャリアチェンジをした。
・・・というのが当時の感情の事実でもあるが、
今振り返ると
【売り上げに向き合う怖さ(苦手な事)から逃げたい】
という気持ちもあったと思う。
技術も一通りやり切り、毎日目の前の数字を『追わされる』感覚に
心が折れてしまったんだと思う。
どの道を選ぶか
壁に当たって諦めたことは大きくこの二つ。
辞めたことへ後悔はないが、
続けていたら、もう一歩違う世界も見えたのではないか
と今では思う。
もし高校でもバスケを続けていたら、
辛い事はたくさんあっても、自分の得意技が見いだせたかもしれない。
違うチームでも通用することが自信になり、今も続けているかもしれない。
もし今も美容業界にいたら、
売上げ(目標達成)に対する価値観が変わり、また技術でもお客様も喜ばせ続けているかもしれない。
なんなら、開業しているかもしれない。
壁に当たると、
辛い、苦しい、悲しい、悔しい
というマイナスの感情で一時心が埋め尽くされる。
自分の目の前の感情に左右されず、
状況を俯瞰して、その先を見てみたいと思う道を選んでいきたい。
これは前職で学んだことだが、
辛い、悔しいという感情を味わったとき
後にその出来事は思い入れが強い出来事になる。
自分が前を向き、進むときの自信となる。
私は、自分軸(選択する際の判断基準)が曖昧だったために
目の前の負の感情を消し去ることを比較的優先していた。
これからは、軸をもって自分を客観視し
冷静に物事を判断、選択して進んでいきたい。
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