身をゆだねなさい

最近、人生で初めて「英語って面白いな」と思ってきました。

これまでは

英語=苦痛

であって、何か読んでいても英語の部分は丸々読まずにいたのですが、最近、英単語を気持ちいいと感じるようになりました。

語学が好きな人って、みんなこの「気持ちいい」って感覚を味わってるから続けられてたのかしら。

38歳にして英語を突然気持ちいいと思い始めた……これってもしかして、妊娠の影響なんじゃないかと思ったんです。

夫は英語を話せる上に英語の勉強を楽しそうにやるのですが、お腹の赤ちゃんはその血を引いているわけで、その赤ちゃんがお腹にいることで、私も英語を気持ち良く感じるようになったのではと…。

英語の音楽も、というか音楽自体あまり聴かなかったんですが、毎日聴くようになりました。

不思議…不思議現象……

そんなわけで今さらやっと、中学生の時に父が言っていた「好きな洋楽で英語覚えるといいよ」の魅力がわかってきました。

そしてこの年になってやっと、『Let It Be』ってめちゃくちゃ良い曲!と知りました。

今までは、

レディピー、レディピー

って歌ってるだけの、レディピーってなんだろう?ま、いいか、と思ってたんですけれども、初めて歌詞の内容に興味が湧きました。

Let it Beって、いろんな訳し方があるんですけれども、

身をゆだねさい

と訳してる歌詞があって、とてもいいなと。

退院してからというもの、また子宮頸管が短くなってたら入院しなくてはいけないという恐怖に怯えていて、またあの入院生活を送ると思うと、吐き気と震えがくるレベルで恐れていたんですけれども。

なので入院を命じられても絶対に抵抗しようと思っていたんですけれども、

Let it Be 身をゆだねさい…

を聴いていると、あぁ、赤ちゃんのために、もう何も考えず、何が起きても身をゆだねよう…

という気持ちになったわけです。

でも翌日、先日の入院の請求額が書かれた用紙が郵送されてきて、保険では到底カバーできない入院費の高さに驚愕し(保険を差し引いても、一日の入院ごとに7000円自腹になる計算)、入院と言われても絶対抵抗しようと思いました。

ちなみにアメリカでは切迫早産にベッドの上での安静が良いとする証拠はないとされているそうです。

逆に安静にすることの弊害として、血栓塞栓症、骨量の低下、心臓血管・筋肉の機能低下、身体的不調といった身体的問題、不安、抑うつ、気分不快、ストレスといった精神的問題、家族や社会からの疎外感によるストレスなどがあると報告されているそうです。

さらに胎児への影響として、安静は母親の体重増加を抑制し、結果的に胎児の成長を制限するリスクを増加させている可能性が示唆されているそう。

……などなどの知識を得て、入院と言われても断固拒否しようと思うくらい全然Let it Be じゃなかったのですが、

子宮頸管の長さ変わらずで引き続き自宅安静になって本当に良かったです。











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