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関係性をデザインする

こんにちは、介護職員のまりえです。
今、研修に向かう大阪行きの新幹線の中から投稿しています🚄
3連休、お仕事の方もお休みの方も、良い日になりますように😊


クロスハート幸・川崎では、「スケッター」を導入しています。
スケッターとは、お手伝いをしてくださる助っ人=スケッターさんと、お手伝いを必要とする介護事業所をつなぐマッチングサービスです。



介護の資格の有無を問わないことが、このサービスの特徴です。
10代の学生さんから80代の方まで、様々な方が登録されています。


・特技を活かし、レクリエーションを行なってくださる方
・介護の仕事をすることに興味がある方
・実習や社会勉強として来られる学生さん

そんな方々が、毎月足を運んでくださっています。


今日は最近あった嬉しい出来事について、書きたいと思います。


「月に1〜2回でもよかったら、ぜひ働かせて頂けませんか?」

初めてお越しくださったレクリエーションのスケッターさんが、クロスハートの雰囲気を気にいり、そう伝えてくださいました。

なんと、はじめましてのご挨拶から10分足らずのこと!!
「今回すごく丁寧に迎えて頂いたので。」と嬉しいお言葉。
石橋を叩いて叩いて叩きまくる私は、この行動力・決断力にリスペクトです✨️

本業は体操のレク講師。
初任者研修を取得し介護の仕事もしてきたけれど、スケジュールの兼ね合いや体力を考えると、固定の勤務先でWワークをする難しさに課題を感じているとのこと。

また、レクリエーション介護士1級の実習として今回足を運んでくださいましたが、他の方のレクリエーションを見て勉強する機会がなかなか無いことも知りました。

管理者のはやしだを交え

・勉強になるよう、職員が行う地域イベントや、レクリエーションのスケッターさんが来られる日にサポートスタッフとしてお手伝い頂く

・レクリエーション以外の時間は、配膳・下膳・掃除など無理なく出来る内容をお手伝い頂く

このような内容で、早速来月から継続してお越し頂くことが決まりました。


介護の有資格者がスポットで働けるサービスも、いくつかあります。
人手不足が切実で、その日運営するのにもやっとで即戦力になる人を求める案件がほとんどです。

それには様々な経験が必須かつ、初めて行く場所で初めてお会いする方とコミュニケーションをとりながら、状況を読んで率先して動くという、人間力も求められます。

せっかく働きたい気持ちがある方がいても、ドンピシャで条件に合う方以外はマッチングが難しいことは、すごく勿体ないことだと思います。


スケッターの良いところは、「出会ったご縁から、関わり方をデザイン出来るところ」だと思っています。

私自身も、クロスハートで働く前からスケッターとして活動していました。

募集されているお手伝いを遂行するだけでなく、それ以外のお仕事につながったケースもあります。
私のことを気にいってくださった施設長様からご相談を頂き、ご家族様との直接のやりとりで保険外ヘルパーとして、亡くなるまでの約1年半程の時間をご一緒させて頂きました。


介護業界の職員不足は私がいうまでもなく、切実です。
2035年には、約69万人が不足すると言われています。

組織の課題を個人に背負わせたら、苦しくなって潰れてしまいます。
重い荷物は1人が沢山背負うのではなく、沢山の人で分け合う。

採用か・不採用か、正社員か・非常勤か。
それだけでなく、様々な形で助け合える社会になったら良いですよね。


今回の素敵な出会いに感謝します🍀
これからも、そんなご縁をつないでいけたら嬉しいです。

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