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所有物の把握と処分【自分でできるもの】

終活のなかで、【自分でできるもの】と、【他者に任せるもの】 の大きく二つにわけ、一つずつ詳細を記事にしていっています。
前回は、2.保険や財産の確認まで記事にしました。
保険や財産等の現在の状況状態を確認し、それぞれ必要項目を記入し一覧表にしておくことをおすすめしました。

【自分でできるもの】
1.人間関係の確認
2.保険や財産の確認
3.所有物の把握と処分
4.住まいについての計画
5.医療や介護の希望&計画と意思表示
6.遺言や遺言書の作成
7.葬儀やお墓の希望の整理と手配

今回は、前回の保険や財産等の現状の確認をするなかで引き継ぐものや託すものもあるため、関連のある3.所有物の把握と処分を記事にします。

まずは所有物の把握をして整理し、必要なものと不要なものを選別します。その後、不要なものは売却したり寄付したりすることで処分します。
引き継ぐもの託すものがある場合も明確になるでしょう。

終活における所有物の把握と処分 
◯所有物の把握
部屋毎に、どんな物があるかを見ます。
物入れや押し入れにもなにがあるかみておきましょう。
その際、間取り図でも良いですし、部屋毎に物一覧メモをとっておくと、整理のときに役立ちます。

◯所有物の整理
物をカテゴリー別に分ける
人ごと(家族共有・自分・家族1・家族2 など)にわける
生活に必要なものと、想い出のものにわける
引き継ぐものや、託すものについては、種類や保管場所を記録しておきましょう。

◯不要な物の選別
必要のない物、使わなくなった物を選別し、捨てる、売る、寄付する。
周りの人に関連する物は、それぞれの人々に相談・確認してから処分しましょう。特にご家族の想い出に関連する物については、心のつながりがあるかもしれませんので慎重に。
また、処分した物や寄付した物についても、一覧などにし記録しておくと後々役立ちます。(法的な手続きや税金の計算など)


整理収納については私はプロではないので、終活する場合の分け方のアドバイスにとどめましたが、整理収納アドバイザーなどの資格をお持ちの方にも相談されると、今の生活がしやすいより良い環境づくりができるかもしれません。

終活・生前整理というと、託すことを考えて整理すると思いがちですが、
メインは自分自身の人生を充実させて豊かにするためだと思います。

次回は、住まいについての計画 を記事にします。

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