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具体的な終活の項目や手順についてふれる【導入】

以前の記事では、「よりよく生きるために自分らしい人生をイメージする」

ということで、生き方の具体的な構成を考えてみました。


そして次に、そのイメージを念頭に、過去・現在・未来と「時間軸を考慮した計画を立てて、人生全体のバランスと意味を考え」てきました。


以上のことを考えてみたときに、人生の後半期に必要な事柄全てにおいて、把握し整理しておく必要があることに気づかれるでしょう。

具体的に項目をあげてみます。
まず、【自分でできるもの(助けがいるものも含む)】と、【他者に任せるもの】 の大きく二つにわけてみます。  

【自分でできるもの】
1.人間関係の確認
2.保険や財産の確認
3.所有物の把握と処分
4.住まいについての計画
5.医療や介護の希望&計画と意思表示
6.遺言や遺言書の作成
7.葬儀やお墓の希望の整理と手配


【他者に任せるもの】
1.葬儀や法要や納骨
2.届け出や手続き(年金・公共料金・世帯主変更・生命保険など)
3.遺産相続手続き
4.家財や身の回りの物の整理と処分
5.遺族の生活(遺族年金・遺族給付)

また、人生の後半期を支える様々な制度の把握と整理も必要になってくるでしょう
1.お金のこと
 社会保障制度
 社会保険
 公的年金制度
2.介護のこと
 公的医療保険制度
 公的介護保険制度
3.住まいのこと
 高齢者住宅・施設
4.暮らしと権利を守ること
 成年後見人制度

他にも、想いの整理・心の整理などもあるかもしれません。

信頼できる人や後を託す人に必要な情報や自身の希望を伝えることも必要になってくるため、エンディングノートの活用もおすすめしたいところです。

手順としては、できることから、また必要なことは優先順位をつけて、関わりのある方と相談したり専門家に相談したりしながらすすめていけるといいと思います。

大まかに項目をあげてみましたが、個々で必要な場合も不必要な場合も足りない場合もあるとおもいます。
次回の記事からは、項目一つずつ詳しくとりあげ、関連する事柄や疑問点や補足などもお伝えしていけたらと思います。

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