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思考の旅と余白の時間




オレはいつも考えることに夢中になっていることが多い。ぼーっとしているね。と良く言われるのだけど、そういうときは大体が頭の中で思考の旅に出ている。作業に集中して仕事をしているときも、黙々と作業しているときは何を考えているんですか?と聞かれたこともある。何かに思考を巡らせていたことは覚えているけども、この質問をされると何を考えていたのかさっぱり思い出せない。とりあえずいつも「なんか、色々。」と適当に返している。


考えごと大好きの自分なので大体ぼーっとしているが、頭の中は割と騒がしかったりする。そんな騒がしい頭の中が、今朝起きたときは妙にスッキリしていた。たまにある感覚だ。「ああ、空っぽになってる。」という感覚。余白を楽しむ束の間の時間は穏やかでいい。そしてまた考えはじめる、なんでこの感覚になったんだっけ?と…。こういう気質なので仕方ないのだろうけど、病気に近いよなと自分で思う。


思い返してみれば、昨日は寝る前に珍しくノートに気持ちを書き出していた。書き出すと止まらなくなるので1時間くらいだろうかうだうだ書いていた。今年の春くらいから始まった恋愛のことをちゃんと振り返ってなくてモヤモヤしていたらしい。春のなるとなぜか好きな人ができるという自然に沿った感情を持っているようで、こういうことはよく起きる。そして、気がつくと冷めてしまっていて、どうにも取り返しのつかない状態で、あの熱量が戻ってくることはないだろうけどなんか抗いたくなってでも無理だなと書きながら考えているうちにどうでも良くなってしまった。まあ来年どうせまた、春になったら好きな人できるだろうと考えるとこだわらなくていいかと思えたのだ。


春夏とやっと終わって秋がきたのだ。物悲しくも、スッキリしていて、凛とした空気が漂う。終わりを告げて、はじまりの準備をしているような。この季節が自分はやっぱり好きだな。

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