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私の履歴書 齋藤隆太(10) 学生時代の師、Kさん

こんにちは!
齋藤隆太です!

今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪

インターンシップの仕掛け人Kさんとの出会い

プロ野球チームが150人ものインターンシップ組織を持つこと。
スポーツビジネスどころかビジネスすらド素人の大学生を企画・運営に巻き込むこと。
当然ですが、球界でも初めての試みで異例づくめでした。

それを提案して実現させたのが、当時コンサルタントとしてチームに参画していたKさんだったのです。

年齢としては僕の約10個上だったKさんは、外資のコンサルティングファームを経て事業再生を専門とするコンサルティングファームに勤められていました。
見た目や喋り方のクールな雰囲気もあいまって、人生で出会った中でも1番仕事が1番できる人なのではないか、という第一印象を持った記憶があります。

その第一感は外れていませんでした。

社内外を巻き込んで仕事を推し進めてインターンの活動の幅を広げて実績を創ながら、烏合の衆にもなりかねない150人の大学生をまとめあげて、1年でインターンシップがチームに必要であることを認めさせたのです。

2年目からはチームの管理職の肩書きも得て、社長とバディシップを組みながら多くの企業や公共部門とも連携して本格的な経営再建に取り組まれました。

結果として彼が入って数年で赤字体質が改善され、球団単体での黒字化に成功したのです。

なりたい姿を体現している人から学ぶ

大学での活動など、これまで我流でやってきた僕にはそれまで羅針盤がありませんでした。

このままでは大きな結果をつくれないのではないか、という不安は方向性が見えない以上日に日に高まっていました。

そんな不安を解消することができたのは、ひとえにKさんのおかげです。

なぜなら、自分が理想とする状態(自分の力によってプロ野球にビジネス面からいい影響を与えている)を手にしている人が目の前に現れたのです。
「同じことをすればいい」当時の僕はそう考えて、ひたすら彼の真似をすることにしました。

資料の作り方や構成、普段使っている言葉、企画を考えるときのプロセス、会議の議事録、、、とことん全部をコピーしようとしました。

当然コミュニケーションもたくさん取れるよう、普段から近くにいたり、興味がありそうな話題は押さえたり、飲みの時には隣に座るようにしていました。

ただ、何よりも学ぶ機会を得られたのは、やはり一緒に仕事をしている時でした。
自分の100%をKさんに当てても、そのままは通らない。フィードバックが返ってきます。そのフィードバックが彼と僕とのGAPで成長できる余地だったのです。がむしゃらに埋め続けました。

当時から朝の2~3時まで仕事をすることは普通でしたが、心から楽しんでやっていたことを覚えています。

ひたすら真似すること、コミュニケーションをとること、一緒に仕事をすることを通じて鍛えていただいたことで、ビジネスマンとしての土台を作り上げることができました。

この3つは自分が新しいチャレンジに際して人から学ぶ時には今も大事にしています。

また、ありがたいことに、公私共にKさんには可愛がっていただきたくさん相談もさせていただきました。

そしてKさんへの憧れもあり、もっとビジネスマンとして成長したい!その自分でスポーツ業界に帰ってきてビジネスの側面から大きな貢献がしたい!と考え、コンサルティングファームへの就職を決めました。

今回はこの辺で。

それではまた!
齋藤隆太

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