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私の履歴書 齋藤隆太(4) 野球という軸

こんにちは!
齋藤隆太です!

今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪

何を為したいのかを考えた大学2年の夏

プロ野球選手、検事と立て続けに人生の夢を失った僕でしたが、落ち込んでいたかというとそうでもありませんでした。

ひとえにまわりの仲間に恵まれたからだと言えばそれまでですが、失った夢を想うのではなく、これからの人生をフリーハンドで描ける!ということにワクワクしていました!

1,2年生と3,4年生でキャンパスが変わる都合上、多くのサークルは運営の中心を2年生が担っていました。僕が所属していたサークルも例に漏れず、大学2年の夏に代替わりをしました。

それまでの大学生活のほぼ全てを捧げていたサークルが一区切りついて、本格的に残りの2年半をどう遣うのかを考え始めたのです。

その時ラッキーだったのは、同じように残りの時間で本当に自分たちがやりたいこと、追いたい目標のために動こう、と考えていた仲間が周りに多かったことです。

一般的には就活やゼミ試験等に目がいき、これまでの延長線上の生活を選択する人が多い中で、僕の友達はその枠に捉われずに行動を起こそうとする人ばかりでした。笑
(法科大学院を目指したり、後輩の面倒を見ながら就活・ゼミ・学部の運営に邁進するようなちゃんとした仲間ももちろんいましたが!笑)

そんなアクティブな仲間達と、「これからどうする?」という言葉を契機に想いや構想をぶつけ合うのが夏の日常になってました。

再び野球の世界へ

そして、僕が選んだのは「六大学野球を盛り上げる」活動を始めることでした!

その背景には、高校まで野球部に所属して野球に囲まれた生活しかしてこなかったからこそ気づけなかった、外から見た野球を知ったことがあります。

野球を見たことがない人も多く、ルールも選手も殆どわからない。どうせスポーツを見るならサッカーがいい。そんな声を大学進学後に友達から浴びて、本当の野球の評価を知ったのです。

それまでの10年強を野球に費やしてきた僕は、それを甘んじて受け入れることができませんでした。
エゴかもしれませんが「もっと野球の魅力を知って欲しい!」「知ったら絶対良さがわかるから!」という想いが湧き出でてきました。

そして、大学2年生の秋口に、僕の通う大学の塾生に六大学野球の魅力を訴求して観客動員数の向上を目指す団体「BICs (Big6 Cooperation Station)」を立ち上げました。

ありがたいことに親友のH君や後輩のJ君、Nさん、さらには友達が紹介してくれた野球好きの女の子、Fさんが立ち上げから一緒に創ってくださり、冬から本格的に活動をスタートすることができました!

自分の想いが形になっていく。それが初めての経験で病みつきになるのですが、そのことはまた次回に譲りたいと思います。

それではまた!
齋藤隆太

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