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リアル半沢直樹もサーバントリーダー?山室晋也千葉ロッテマリーンズ元社長

こんにちは!
齋藤隆太です!

大学生時代のプロ野球チームへのインターンの際にお世話になった山室晋也元社長の本を遅ればせながら読ませていただきました!
(もうどのチームにインターンしていたのかバレバレですね、、笑)

インターン創設2年目、僕が代表を務めた年に山室さんは社長に就任されました。
リアル半沢直樹とも呼ばれ、みずほ銀行で華々しいバンカー道を歩まれていた彼の就任時にはまことしやかに身売り説が囁かれていたのを記憶しています。

実際そのような話は全くなかったのですが、そう思われてもおかしくないくらいに当時のマリーンズの財務状況は不健全でした。
なにせ、オリオンズ時代からの約50年、親会社の補填なしに黒字になったことは一度もなかったのです。言葉通りの万年赤字の会社でした。

そんな一企業としてはガタガタだったマリーンズを、在任期間わずか5年で黒字化したのがこの山室さんなのです。

そんな彼の出版された本がこちら!

何より印象的だったのが、山室さんが大事にしていることが「現場を知ること」「社員の声を聞くこと」「社員が楽しく働ける環境を整えること」などと、現場の人たちを一番に尊重していたことです。

彼の経歴を見るとついつい辣腕をふるって、組織の先頭に立って強力なリーダーシップで引っ張っていくという改革スタイルを想像してしまいます。

ですが、それでは人はついてこないと考えられているそうです。

リーダーはひとりで業績をあげることはできません。メンバー一人ひとりに「業績をあげてもらう」しかないのです。
(「経営の正解はすべて社員が知っている」山室晋也 より引用)

リーダーの役目はメンバーが能力・実力を最大限発揮できる場を整えることだと捉えられているのです。

お世話になっているワクセル主宰の嶋村吉洋さんもよく「組織のトップの役割は場を整えること」と仰っており、やはり成果を創られている方々が大事にされていることは共通するのだな、と学びでした。

僕自身もよくコミュニケーションをとって場を整えていくリーダーになっていきます!

それではまた!
齋藤隆太



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