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thanks2020 to hello2021


2020年も終わりますね。本年もたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございます。
駆け込みですが、生存報告もかねて振り返りを書いてみます。


▶ 2020年、どんなことしてたの?

先日、運営に関わっているオンラインサロン「しなここラボ」の忘年会で語った「今年がんばったこと3つ」に沿って振り返ってみます。


① コーチング:学びと実践、”コーチング”を活かした仕事づくり

試験(CBT)の翌日から勉強を始めた ”コーチング” というスキルを使って、丸一年いろいろ活動していました。

コーチングは、相手の中から「こうしたい!」を引き出していくコミュニケーションで、安心な場をつくりアドバイスをせず質問をしていく、カウンセリングのような形態のものです。

年初は特に、”コーチング” のスキルを学ぶべく頑張っていました。本を読んで動画を見たり、クライアントとしてコーチングセッションを受けたり、スーパーバイズを受けたり、勉強会に出てみたりと。
また、いろんな方に声をかけさせていただいて、「コーチ」としてセッション練習をさせてもらっていました。2020年で累計セッション実施時間は70時間を超えました。目標よりは少しビハインドですが、ようやく「私はコーチです」と堂々と言えるようになってきたと思います。

コーチングの考え方を使って「ファシリテーター」のような役割でワークショップを開催したりもする日々でした。体感としては、「1対1のコーチングセッション」をやるよりも、「コーチングの考え方を活かして場をつくる」ことに注力した一年だったかもしれません。

・以前住んでいた大学生向けコミュニケーション・アパートでのピア・サポーター活動の立ち上げと実施、キャリアを考えるワークショップの企画・運営
・昨年プロジェクトリーダーを務めた学生団体IFMSA-Japanで、スタッフたちの頼り先を増やすためのチームの立ち上げ、運営とワークショップやオンラインラジオの開催
・友人に繋いでもらったコーチングをする精神科医の方が立ち上げられたオンラインサロン「しなここラボ」の運営

などなど、2019年末には関わっていなかった活動がたくさんできました。
(これは1年前の私に言っても信じないだろうなあ。)


② 大学の実習:「もっと分かりたい」と思うことと勉強の足りなさ

2020年1月から始まった病棟実習は、昨年までの座学と異なり「ただ、そこにいる」だけでは務めが果たされないので体力が要り、なかなかに大変でした。

試験に受かる程度には勉強はしてきたつもりでしたが、実際に患者さんにお会いして使えるレベルにはほど遠いことを痛感する日々でした。
座学での4択の試験と現場の頭の使い方では、かなり違いがあるんですね。。

医師の専門分野 ”診断と治療” を前にして、私にはできないや、、他職種の領域の方が興味があるかもしれない、、と打ちひしがれたり。
ひと一倍「ちゃんとわかりたい!」って気持ちを持っているけれども、前提知識が足りなくて質問する資格すら無いように感じたり。
実習させて頂いているからには少しでも力になれたら、と思うけれども、あまりにもテキパキテキパキ働く医療職の方々の邪魔にしかなれず怒られる日々で、ナースステーションの隅っこでひとり心折れそうになったり。

1年後は、いよいよ国家試験目前だと思うと背筋がひやっとしてきます。5年間かけて勉強したからには、ちゃんと知識をつけて試験も受かりたいな。頑張ります。


③ 回復とご自愛:ままならない身体と、それでも難しい「ちゃんと休むこと」

おそらく、1年前の私は、「今年は大学実習で忙しいから、学外活動は控えめにせざるを得ないのかなあ。」と言っていたはず。でも好奇心ややりたい気持ちが勝り、いろいろ挑戦しているのが現在です。

もともと身体は強くないほうでしたが、今年は特に大きく体調を崩すことが増えてしまいました。「やりたい!楽しい!」という気持ちで進めていると疲れに気づきづらく、休みを取れる頃には日常生活を人並みに送るのが難しい状態になってしまう、ということがややありました。

カウンセリングやコーチングの力を借りて、自分の中の「完璧主義」な部分をやわらげていくとともに、どうしたら休めるのか?完全にへこんでしまう前に休むにはどうしたらいいか?と考えることの多い日々でした。


▶ 2020年、お世話になりました

コロナ禍で1年前には想像もつかなかった生活になっている現在で、心が痛むことも、思い通りにいかず苦しいことも、力不足でご迷惑をおかけすることも、たくさんありました。「コーチング」という新しい挑戦を応援してくれたり、調子を崩したときにも力になってくれたり、離れていても応援していてくれる人のおかげで私があるのだと、強く強く感じる一年でした。
いつも本当にありがとうございます。


▶ 2021年は

学業の面では、とうとう6年生になります(なれたらいいなぁ、、)。
卒業、国家試験、次のキャリアどうするの?など、考えることも選ぶこともたくさん出てくるのでしょう。今やっている活動たちも、移譲していくかクローズするか考えていくのだと思います。

何をするにしても大切なことは、体調を整えて高いパフォーマンスを出すベースを作っておくことでしょう。「休む」ことへの苦手感も、今のうちに払拭したいと考えてます。切実。

目下の目標は、「古民家カフェのキッチンを明け渡す」ことです。12月にコーチングセッションを受けて出てきた、ひと目みても意味が分からないけれど私にはすごくしっくり来ています。

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「コーチング」を使っていろんな場をつくって、集まってくれる人の力を引き出していきたいと考えていました。けれども、私はどうにも、納得するくらいまで磨けたアイデアしか出したくない、とプライドがある。自分への要求が高いのかもしれません。

「地元の近所の農家さんに頂いた野菜を使って料理をつくり、地元の方へ振る舞うカフェを運営している」みたいな心象風景。
けれども、その私はどうやら「このニンジンはこう調理したら美味しいかも?」ってひとりで考えてメニューを考えているみたい。
でも「美味しい野菜を美味しく調理して、みんなでワイワイ食べたい」がいちばん大切なことならば、ひとりでキッチンに立ってるのってちょっと寂しいかも。
「あなたの力を引き出したい」のに、「わたしが枠組みを作りすぎちゃう」のも、ちょっと、いやかなり、惜しいかも。
本当は、ニンジン農家さんに「このニンジン、どう食べたら美味しいの?教えて~!」って聞きながら、ジャガイモ農家さんも呼んで一緒にレシピ開発とかしてみたら、すごく楽しいかもしれない、って思ってる。

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だから2021年は、「私が、私が」「ある程度できてから出さなきゃ」と作り込みすぎずに、一緒に活動する方と強みを考えながら、繋いでいく場をつくっていきたいと思っています。

一緒にやりたい!興味あるよ!って方、いつでも募集中!お話ししたいです。連絡もらえるととても嬉しいです!


頑張りすぎないよう、しなやかに、休みながら、ゆるりと。
したたかに、たんたんとやっていきたいと思います。

みなさんもよい年を迎えられますように。
2021年もどうぞよろしくお願いします~!




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