紅梅
2022.12.22
きょう読んだ雑誌
週刊朝日の猫号。記事中の「今、読みたい猫マンガ10選」に『職場の猫』(たきりょうこ KADOKAWA)と『ポッケの旅支度』(イシデ電 KADOKAWA)があって、本気度が高い、と思った。
そして、これを書いていて「KADOKAWAのコミック編集者には、たぶん結構な猫の人がいるのでは?」と思った。
僕も何年か前(調べたら4年前だった)に『週刊朝日』の猫号の書評欄「最後の読書」に寄稿したことがある。
ご依頼いただいた担当者さんが、左右社の社長さんだったことには後で気づいた。
このときの原稿、いま読んでみたら、おもしろかった。noteに掲載したら怒られるだろうか。
『猫のいる家に帰りたい』の続編が出ることがあったら、転載してもらおうか。そういうのは、週刊朝日に許可を取るといいのだろうか。そのときにまた考えよう。
22年前の最新機器
きのう新しくした給湯器で初めてお風呂を沸かした。
給湯器を取り付けるときに、工事の人にリモコンの操作方法とかをひと通り説明してもらった。その中で「このメニューは保温時間を設定することができます」って言われて、僕は「保温? 保温できるんですか?」と聞き返した。「ええ、時間を設定しておけば、その時間中は設定温度に保ってもらえる、という機能です。1時間なら1時間、4時間なら4時間という感じで」と言う。「今までのうちの給湯リモコン、そんな機能なかったと思います」って言ったら「そんなはずはないです!」と驚かれた。これまでは冷めたら追い焚きをするものだと思って、そうしていた。機能、あったのに気づいてなかったのかな……。いやー、そんなはずない気がするけれど。
保温機能は、快適だった。お湯がずっとお湯だ……と思った。
考えてみれば、この家は築22年。建てたときは最新鋭だったであろう給湯器も22年も経てば、もう立派にオンボロである。お湯が出るのも「これが今のやつらの標準なのか⁉」と驚けるほど、感動的に早い。
世界は、気づかないうちに変わっていくものなのだ。
自分では思いつけない
ヨネダ2000のM-1の動画、何回観ても笑っちゃう。
「自分にはどこまで行っても思いつけない類のおもしろさ」だな、と思うのだ。
何がおもしろいのか、そのおもしろさの「根本」みたいなのが言語化できない、というか。
自分の中で咀嚼しきれない「おもしろさ」で、かつ自分が「おもしろい」と感じるのが、なんか、こう……敗北感がある。当たり前だけど、演者はその「おもしろさ」を完全に理解して、伝えきっているということだから。
「おもしろさの源がよくわからないけど、僕の中の何かを刺激しておもしろい」みたいな感じ。
そういう「おもしろい」は、お笑いに限らず、ある。短歌にも映画にもマンガにもあって、その都度悔しい気持ちになっている。
きょう届いた誕生日プレゼント
まさかこんなにお送りいただけるとは……。恐縮してしまう。きょうはお二方からビールが送られてきました。すごくうれしいです!
青島ビールをみて、大学生のときに中国旅行に行ったときのことを思い出していた。ビールは珠江ビールを飲んでいたような気がする。あと「紅梅」って書いて「ホァンメイ」って言って買ってたんだけど、あれはビールではなかったか……と、調べたら、タバコだった。当時は喫煙していて、旅行中は「紅梅」ばかり買っていた。懐かしい。
きょうのAmazon
誕生日プレゼントのように、『猫のいる家に帰りたい』が動いていた。久しぶりのランキング10位以内である。
そんなそんな。