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一首評

2022.10.21

短歌研究

『短歌研究』に初めて寄稿した。評みたいなものをあまり書いたことがなく、かつあまり読んだこともなく、いったいどういうものなのだろう、と手探りで書いた。
心がけたのは「自分の体験を入れないこと」。
評した短歌については、とても個人的で特別なエピソードがあって、それだけで書けるのだけれど、それは「評」なの? みたいな自問があって、文字数も限られていることから、そのエピソードには触れずに、短歌に描かれていることのみで書こう、と思って書いた。
書いてみると、思わぬ発見があり、新鮮だった。
割と上手に書けた気がすることも意外だった。
書けるじゃん! と思った。
穂村さんの「枡野浩一について」の文章が、愛にあふれていてよかった。

『短歌研究』の読者は、僕のことなんて知らないと思うから、依頼があったときは「お、おれ?」って思ったけれど、書いてみてよかった。

あいうえパズル

夏、テストプレイに参加させてもらった書籍。言葉のゲームで、ひらめきが大事な要素。おもしろいですよ!

弱い

こういう話にすこぶる弱くて、ぐっと来ちゃう。
海外から日本に来て暮らすって、すごく大変だと思うのだ。
無条件に応援したくなる。

まどねこ

おお! 「窓辺の猫は幸せそうだから、その写真集はきっと幸せにちがいない」とずっと前から思っていたら、新美敬子さんが実現してくれた! すばらしい!

ほら。9年前にこんなことをツイートしている。

きょう観たドラマ

「アトムの童」の第1話を観た。すがすがしい荒唐無稽さと王道の展開で「日曜劇場」っぽい。
いまのところ山崎賢人というより岸井ゆきののドラマみたいになっている。
継続して観そう。

きょう読んだ歌集

『君が走っていったんだろう』(木下侑介 書肆侃侃房)。
すごく「夏」が強い歌集だった。
1ページに二首ずつで組んでいて、一首のページもあるんだけど、一首の場合も二首のページと同じ位置に短歌が配置されていて、二首めがあるはずの場所は空白なんだけど、こういうのが一般的なのだろうか。
一首のページは中央揃えにしたくなる。

付箋がついているのはこんな短歌。

カッキーンって野球部の音 カッキーンは真っ直ぐ伸びる真夏の背骨

花言葉だけが揺れてる花屋みたい あなたがいない日々の日記は

『君が走っていったんだろう』より

あしたは、らいさま(現かぶ)正式譲渡祝いと結婚記念日(10/3)のお祝いを兼ねて、近くのフレンチレストランで昼食の予定。

夜は「西荻派のゆうべ」。

来週は、なんだか忙しそう。

そんなそんな。