海の青さ

2024.07.11


いやー、アトピーの調子が悪い。目が腫れぼったいし、顔が痒い。

ワクチン

きょうは、ことほぎのワクチン接種に病院へ。
体重が1.02キロ。来たときは706グラムとかだから、順調に増えている。体温は38.6度。少し高い気がするけれど、行きの車内でずっと鳴いていたからかもしれない。

……で、エイズと白血病は当初の血液検査では陰性だったんだけど、当初の血液検査の時期では、仮に感染していても、まだ反応が出ない状態だったという可能性もわずかにある。万全を期するならば念のために再度血液検査をすれば安心、という話だった。その再検査は最初の検査から1ヶ月後以降に有効となる。

……ということで、少し我が家にいる時間が延びそう。

兼ね合い

例えば、数年前、妻と二人でよく山に登りに行っていた。コロナ禍を経て、山から少し遠ざかって、最近また少しだけ行ってみようか、という感じで登山というか、ハイキングみたいなコースを時々歩く。

数年前は「富士山、一度くらいは登りたいよね」と話していたけれど、年齢も上がって、最近のハイキングみたいなコースでも結構大変なくらい体力も落ちて、たぶんもう僕らは一生富士登山には行かないと思う。
いや、頑張れば登れなくはないんだろうけど、もうそれに頑張るモチベーションが致命的に欠落している。
「一度くらいは登りたいよね」くらいのテンションで行けるようなハードルではなくなっているのだ。何事も熱望してようやく身体が向く、みたいな感じなのだ。
老いというのは、体力だけの話じゃないよな……と思う。人生の残り時間との兼ね合いみたいなところが大きい。

同じようなことで、妻の会社には勤続○年のご褒美?として旅行費を出してくれるような制度があるらしい。
それも昔は「その時が来たら、屋久島に行こう」みたいに話してたんだけど、今はもう屋久島は体力的にも、予算的にも見合わない場所になってしまった。
先日候補に上がったのは「伊勢神宮」だ。それも悪くない、と思う。

きょう読んだ歌集

『海のうた』(左右社)を読んだ。100名の歌人の海に関する短歌を一首ずつ、つまり100首収録されたアンソロジー。

装丁がとてもかわいくて、「本」として持っておきたい仕上がり。表紙カバーもなくて、値段は「きれいにはがれます」と書かれたシールで貼られていた。サイズ感もいいし、本文のフォントもレイアウトも素敵だった。

そういえば、僕にも海の短歌、いくつかあったよ。

キトンブルー 子猫の青い目と空や海の青さは同じ青さだ
いい風と海の匂いといくつもの下心たちと見上げる花火
本当はいない海洋生物の名を考えて終わった きょうも

そんなそんな。