見出し画像

多幸感しかないリビング

2022.01.05

いわの血縁?

仕事部屋のPCで作業をしていたら、ベランダから妻が呼ぶ声がした。
そちらを見ると、妻がベランダから双眼鏡で何かを見ている。
「あそこらへんに大きな猫がいる。猫がケンカしている声が聞こえて、双眼鏡で探してたら、いた」
妻から双眼鏡を借りて、妻の言う方向を見てみる。いた。
……あれ? あれって……いわじゃないの? いやそんなわけはない。いわは1階で寝ている。
「いわそっくりじゃない?」
双眼鏡を覗きながら妻に言うと「そうだよね? 似てるよね」という返事。
あれは、おそらくいわの血縁の猫ではないか、ということになった。

里親さん来訪

きょうは、夕方から以前一時預かりをしていた「なな」(現アンちゃん)と「よう」(現テトくん)の里親さんご夫婦と我が家で会食。そして、「なな」「よう」と姉弟の「ぶん」(現寅くん)の里親さんはzoomで参加する、というなんだか不思議な会食だった。
アンちゃんとテトくんのやんちゃっぷりや食いしん坊っぷりに悩まされていることを、のろけるように話す里親さんご夫婦。zoom画面の中で、里親さんの膝で安心しきって眠る寅くん。
僕たちは、ただ本当の家に子猫たちを届けるために、ほんの一時的に関わっただけなんだけど、そうは言っても、なんとなく「親戚」みたいな近しさは感じてしまう。
どちらも初めて猫を飼うという里親さんで、とにかくかわいくて仕方ない、という感じで心底よかった、と思った。
会食中、いわやきり、ふく、ゴマも次第にコタツから出てきて、リラックスしていた。
我が家のリビングには、多幸感しかなかった。
里親さん探しの顛末は、下記3部作に詳しいです。ぜひ。

現在のアンちゃん、テトくん。

現在の寅くん。

理想に近いちやほや

そういえば、アンちゃん、テトくんの里親さんが、職場の同僚のかたに「この人から猫を譲渡してもらう」と拙著『猫のいる家に帰りたい』を見せたら「え? 私、この本持ってます」というなんだか奇跡みたいなことがあったらしい。
こういうのは、僕の考える理想にかなり近い「ちやほや」でとてもうれしい。
ちやほや論 : タンタカタンカ (exblog.jp)

知ってもらえさえすれば

あまり根拠はないんだけど、刊行されている『猫のいる家に帰りたい』も『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』も、存在を知ってもらえさえすれば、もっと読んでもらえるのでは、と思っているし、実際に各種メディアで取り上げてもらえると、Amazonのランキングが上ったりもする。
でも、その一方で「じゃあ、知られろよ。知られるためにできることをやれよ」というセルフツッコミが入る。
つまりは、知ってもらうこと自体も、作品の力なのだ。
「知ってもらえさえすれば」という考え方は、傲慢なのだ。

ぼくぼく日記

週末からはこの「ぼくぼく」くんの一時預かりを開始して、ぼくぼく日記を引き継ぐことになります。また始まる。里親さん募集します。


そんなそんな。