桜の短歌
2022.03.26
いわ荒ぶる
ここ数日、ちょっと調子が悪かったいわを病院に連れて行く。
もともと腎臓が悪くなってきていて、それが原因である可能性もあり、前回の血液検査から、1年近く経つので、検査したほうがいいということになってお願いした。……が、ものすごく拒絶して、結局採血できず。
ここ何度か採血のときや注射のときに結構むずがるようになって、すごい頑固なじいさんみたいになっている。普段はおとなしいのに……。長生きしてほしいから、おとなしくしてほしい。とりあえず今度、尿検査を。
桜
病院に行く道は、桜並木で、きょうはずいぶんつぼみが色づいていて、場所によってはちらほら咲いている木もあった。もう春なのか。
下記の短歌は、9年前に作ったもの。
《この街で初めての春 薬局の角のあの木は桜と気づく》
後藤グミがブログに書いた文章を、ほぼそのままの内容で短歌化したのだ。その短歌化した作品に改めてイラストを付けてくれたのが、下記ツイート内リンク。
桜って花が咲く時期の一瞬だけ自己主張が強い印象があって、この短歌はそういう感じがよく出ていて、気に入ってて、毎年ツイートしてしまう。
……とは言え、後藤グミからエピソードを泥棒した、という後ろめたさはある。
他に桜の短歌は……。めっちゃあった。
《君が歩をゆるめ桜を見たあとで僕に追いつくための小走り》
《咲いてない桜や昼の北新地 はなやぐ前の空気の匂い》
《光らない蛍 鳴かないホトトギス 咲かない桜の濃い息づかい》
《「全日本咲かない我慢選手権」 根性のない桜から咲く》
《一斉に咲いたらすぐに散っていく 桜はフラッシュモブのはじまり》
《祝福をしてくれているかのような桜吹雪の中で張る胸》
《その時期になると必ず咲いて散る桜 律儀で無垢でかなしい》
《桜咲くまでがんばってくれた猫を桜咲くたび思い出し泣く》
胸熱とは
きょう「おお、これが『胸熱』なのでは?」ということがあって、胸が熱かった。来月にはこの熱い胸のうちをお話しできます。
新しい区別
新しくジャージ(下)を購入した。
これまで履いていたジャージのひざに穴が空いてしまったのだ。穴が空いたジャージのまま、僕の意識の中では「我が家の台所」であるコンビニに行くので、妻から「さすがにそれはやめよう」という提言があり、それを受け入れた結果、ジャージを買った。
僕の中では「ネマキ(=部屋着)と外出着」という服の区分だったのだけれど、妻が言うにはそうじゃないと。
「ネマキと部屋着と外出着」の3段階あるのだ、と。
……で、部屋着でコンビニはギリギリセーフだけれど、ネマキでコンビニはだいぶアウトだと。
僕の中に区別がなかったネマキと部屋着の区別が、これから新たに出現するのかも知れない。
……とは言え、暖かくなると、短パンとTシャツ(+サンダル)になるので、だいたい「ネマキ=部屋着=外出着」になりそう。
そんなそんな。