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本も末もないような日

2022.01.26

《この日記を書いたことしかこの日記に書くことがないから書いている》

みたいな日々だ。本末転倒というか、本も末もないような毎日だ。

……とはいえ、猫の世話と晩ごはんの支度くらいはしている。
きょうの晩ごはんは、豚肉の味噌漬け(パルシステムの冷凍食品。解凍して焼くだけで美味い)、きゅうりとカニカマとわかめの中華風サラダ、ピーマンと豚コマ(少しだけ余っていた)とエリンギのかんたん酢炒め、ニラ玉の味噌汁。

新卒会社員時代

さっき、お風呂に入っていて、唐突に思い出したから書く。

大学を卒業して、某就職情報誌(当時はまだネットがなくて、企業情報が掲載された電話帳みたいな情報誌を各学生に送付していたので「情報誌」)の会社に就職して、営業に配属された。
僕はとにかく仕事ができなくて、全然売れないダメな社員だったけど、生来の「面倒見られの良さ」を発揮して、売れていないくせにそこまで居心地が悪い感じでもなかった。
電話で営業先へのアポイントを取って、1日に何件も回るんだけど、僕はあまり行ける先もなく、「きょうはどうしようか……」と悩んでいるところ、同じ課の先輩に「おう、きょうはもうアポ入ってるんか?」と話しかけられ「いや、実はまだ」と答えると、「ほな、いっしょに出よか」と言われ、のこのこ付いていく。先輩は「ちょっとお茶でも飲んでいこうで」と喫茶店に入る。僕も入る。30分ほど無駄話をして、先輩は営業先へ向かい、僕は事務所に戻る。
しばらくすると、また別の先輩が「おまえ、暇か?」と僕に聞き、僕は「ええ、まあ」と答える。「ほな、ちょっと付き合え」といっしょに事務所を出て、また喫茶店に行き、お茶を飲む。先輩は営業先へ向かい、僕は社に帰る……みたいな毎日だった。
そりゃ売れないよ。営業に行かないで色んな人とお茶ばかり飲んでるんだから。
結局、僕はその会社を3年半で辞めることになる。
もう30年近く前の話だけれど、今でもその会社時代の先輩と麻雀したり飲みに行ったりしているのだから、まったく無意味だったわけでもないのだろう、と思う。

……というようなことを思い出した。

サイン本

先日、原画展に在廊した際に『猫のいる家に帰りたい』5冊と『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』5冊、小泉さんにサインを入れていただいた。本に合わせて、その本のタッチでイラストも描く小泉さんの律儀さが光る。

『猫のいる家に帰りたい』
『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』

これらのサイン本は、2/11から2/27まで夙川WORLD TIMESで開催される「2022夙川ネコアツメ展」で販売する予定。
猫歌人的に2月はいろんなことに参加したいんだけど、いまのところネコアツメ展くらいしか見えている予定がない。不甲斐ない。

きょうのぼくぼく

わかる。

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黒白コアラ、愛らしいのに。

来た

きょう観たドラマ

『妻、小学生になる。』を観た。
小学生の妻役の子は、朝ドラ「おちょやん」で杉咲花の子供時代をやってた子で、我が家では「おちょやん」と呼んでいる。
「おちょやん」のときも「すごい子がいるものだ」と印象に残っていたけれど、今回も途中からおちょやんが石田ゆり子に見えてきて圧巻だった。
「おはようモネ」のみーちゃんも出演しているので、みーちゃんのその後を見守る意味でも2回め以降も観ると思う。

そんなそんな。