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昨日の日記
2022.09.23
まずは、昨日の日記から。
らいさまお届け
保護の日は雷雨 譲渡の日は台風 以後おだやかな晴れとなる猫
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 22, 2022
この「バールのような」尻尾もきょうで見納めか。 pic.twitter.com/2QkeiefY8k
よし、行くか!#らいさま #子猫一時預かり pic.twitter.com/Mzy0iJ2D6i
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
朝かららいさまのお届けに。らいさまは、終始おとなしくて、電車でもほとんど鳴かず、偉かった。
最寄りの駅まで里親さんが迎えに来てくれているはずだ……と、改札を出ると、里親さん親子と甥っ子さんが出迎えてくれて、しかも3人ともこのTシャツを着ている、というサプライズ……。らいさまには反射的に「なんか変な家に来ちゃったね」と言った(失礼)けれど、内心は「こんな熱烈歓迎、ありえないよ。すごくよいお宅に縁付いたよ」って思ってた。
引き渡し終了。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
当面の専用の隔離部屋まで用意してもらって、らいさまも興味津々。よかった……。あとは先住猫さんとうまくいきますように。#らいさま #子猫一時預かり pic.twitter.com/9sTvgr1g4g
先住猫さんとの距離を徐々に縮めるために、らいさま用の隔離部屋や脱走防止の柵も用意してくれていて、すごく考えてくれていることが伝わってきて、何も心配せずにお渡しできた。あとは先住猫クーさんとの相性だけだけど、なんか大丈夫な気がする。
一目惚れしたあの日から、あっという間のひと月でした。来てくれてありがとう✨
— クーの家に来たかぶ(=らいさま) (@raisama2261_923) September 23, 2022
警戒しつつ水分補給(耳ピーン⚡️) pic.twitter.com/GiYWCDpVIF
そして、らいさまの新しい名前は「かぶ」。歌舞伎の隈取みたいな模様から。
本当に不思議なんだけど、里親さんが付けてくれる名前って、いつも最初からすごくしっくりくるんだよね。
僕らが仮の名前として付けるものより、ずっと前からその名前だった、みたいに似合うんだよ。
たぶん、里親さんが迎えるまでの間に、すごく真剣に考えて決めた名前だからなのでは、と思うのだ。
酷暑が続く八月下旬。その日は一日中小雨が降って涼しかったのでエアコンを切り窓を開けながら車を走らせた。時刻は19:30頃。いつもの帰り道、信号が赤になり止まった瞬間に右後方から聞こえてきたのが、後にらいさまと名付けられる猫との出会いだった。 始まりの日もずっと雨。 https://t.co/d90MSl4uoi
— K.Ika (@relabana22) September 22, 2022
ひとつ心残りは、里親さんに引き渡す前に、らいさまを最初に保護してくれた「K.Ika」さんにらいさまを見てもらうべきだったのに、思いつかなかったこと。
明確にらいさまの運命を変えた人なのに、僕らはただそれをつないだだけなのに、気が利かなくて、本当に申し訳ないことをした、と思っている。
探検しながらオモチャの確認をするかぶさま(1.2枚目)
— クーの家に来たかぶ(=らいさま) (@raisama2261_923) September 23, 2022
その気配を察してるくーさま(3枚目) pic.twitter.com/Pl5xFjoCg3
遊んでるだけで、少しホッとする。#らいさま #かぶさま pic.twitter.com/r39idEGf57
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
necoya books
その後、妻は帰宅し、僕はその足で立川に向かった。今年の8/8にオープンした猫の本屋さん「necoya books」に行くためだ。「三十一筆箋」シリーズを置いていただいているので、ご挨拶も兼ねて。
立川駅から少し歩いたところに、お店はある。
昨日はらいさまのお届けと短歌イベントの間隙を縫って立川のnecoya books(@necoyabooks)にお邪魔しました。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 24, 2022
すてきな空間でした。
『猫かるた』(岡林ちひろ・石黒亜矢子 白泉社)を購入。
かわいい pic.twitter.com/z1oh6GLYIm
とても素敵な外観と店内で、落ち着く感じ。
……で、店主の柳(ゆう)さんと少しお話をした。
話しているときには、まったく気づかなかいほど自然で、むしろ、そう聞いて驚いたんだけど、ソウル生まれの韓国籍なんだそうだ。
たまたま当日の東京新聞で、とても大きな記事が掲載されていて、お店にも置かれていたので、読ませていただいたんだけど、情報量が多くて面白すぎた。ウェブにもあったのでリンク貼っておきます。
お忙しい中、ひょっこりお邪魔したのに、丁寧に対応いただいて、恐縮でした。
またお邪魔しようと思う。
短歌マッチングアプリごっこ
そして立川から阿佐ヶ谷へ。
阿佐ヶ谷ロフトAで開催された『枡野浩一全短歌集』(左右社)発売記念イベント「短歌マッチングアプリごっこ」に参加するためだ。
ゲストっぽい席の人になってるっぽい! https://t.co/iR6ejc5Ml3
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
参加すると言っても、最初は普通に客席でぼんやり楽しもう、と思っていたのが、枡野さんからの「うなずいてくれていればいいです」というDMから、あれよあれよという間に登壇する運びとなって、オンラインで配信もされるという。
会場に入ってみると、枡野さん、山階基さん、藤井良樹さんがすでに準備を始めていて、僕はまったく現実感のないまま、そしてまったく段取りもわからないまま、観客60人+オンライン視聴者?人の前でマイクを持って座ることとなった。
「短歌マッチングアプリごっこ」 - 公式ストア (twitcasting.tv)
アーカイブ、どうやらまだ購入して視聴可能みたいなので、興味のある方はどうぞ。
きょうの学びは、猫のお届けと短歌のイベントを同日にいれてはいけない、です。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
普段ほとんど家から出ないのに、落差がひどい。
きょうの日記は、お休みします。
僕、割と #手紙短歌 には普段あまりない「手応え」みたいなのがあって、どれもうまく気持ちが乗ったものになった、と思ってたので、選考委員に選ばれて、ちょっと「よし!」って思いました。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
でもそんなことは滅多になくて、たまたまお題と気分が合ってたんだと思う。#短歌マッチングアプリごっこ https://t.co/8ZMYEH5K20
#短歌マッチングアプリごっこ の2首はこれ。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) September 23, 2022
複数の人から「これは仁尾さんじゃないか」と予想され、その通り僕の短歌だった短歌。
記憶には濃淡がありいいことや大事なことが濃いわけじゃない
絵日記のため植えたのに夏休み終了後に咲くあさがおの僕
イベントの詳細は省くけれど、まあ、登壇者であっても、観客としてであっても、あまり変わらない感じだった。
ただ、ただ笑っていただけだから、笑う場所が登壇者席か客席か、の違いだけだった。
物販で賑やかしに持参した「三十一筆箋」シリーズ5冊ずつは完売。「におみくじ」もたくさんの人に引いてもらった。とにかく、多幸感とババロアの単語に満ちた不思議なイベントだった。
あと、個人的には初めましての天野慶さん、鈴掛真さん、脇川飛鳥さんとご挨拶できたのが、とても感慨深かった。
色んな人に「らいさま、よかったですね」と声をかけられて、短歌の場所で、猫のことを話しかけられると一瞬脳みそがうまく反応できなくて、戸惑った。
イベントが終わり、あらかじめ予約していた新宿のカプセルホテルへ。
予約をしていた旨を告げると「ご予約入っていないようです」とフロントの人に言われて、そんなはずは……と思いながらも、とりあえずその場は現金でチェックイン。
落ち着いて調べたら、同じ系列のカプセルホテルの「荻窪店」に予約を入れていた。
荻窪店のほうへ電話をして、事情を話し予約をキャンセル。事なきを得た。
そんなそんな。