何をどうしていいのかわからん
2023.07.26
きょうは、きのう書き上げたはずの『また猫と』の「はじめに」を少し書き直した。
まだ何も決まっていないのだから、多少文字数が前後してもかまわんだろう、と少し増やした。
リクエスト短歌
小泉さよさんが短歌カードの「あたり」を引き当てて、リクエストを送ってくれた。
お送りしたのは下記の三首。
ありあまる愛で嗅いだり抱いたりも相手の猫はあいも変わらず
いるだけでハッピーすぎる猫といて何をどうしていいのかわからん
楽園は瀬戸物みたいな音がして眺望までも完璧だった
三首めのは小泉さんの家の猫(ちょうちゃん、らくちゃん、かんちゃん、おとちゃん、せとちゃん)の名前を詠み込んだもの。「底抜けに明るい短歌」というオーダーが思いのほか難しくて、全然オーダーとは関係のない短歌を作って送ってしまった。
リクエスト、ありがとうございました!
そんな短歌カードは、キャッツミャウブックスさんでお買い求めいただけます。気になった方はぜひ!
きょう作った短歌
これは、井上尚弥の試合を観ていて、1ラウンド終了後辺りで、セコンドの人が井上に「気を抜くなよ」って掛けたのが聞こえて、「いやー、絶対気なんて抜かないよ。抜くはずがないよ」って思って、でもそんなことは言ったセコンドの人もわかっていて、つまりこの「気を抜くな」って、言う方にとっても言われる方にとってもあんまり意味がないのでは、と思って作った短歌。
きょう作ったオクラ
片栗粉があんまりなくて、小麦粉を足したら、ちょっと重くなったけど簡単で美味かった。
パッとしないが
日々、全然パッとしないんだけど、考えてみたら、3月に仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』を上梓して、「短歌研究」での連載も始まって、その上、今年中にもう一冊歌集(猫の挽歌集『また猫と』)を出す予定なのだから、十分といえば十分なのだ。なに贅沢なことを考えているのだ。
あとは既刊本が重版すれば……とは、考えてしまう。
そんなそんな。