ふるふるとうれしい
2023.06.22
きょうは、寒い。
短歌研究
見本誌が届いたので、山田航さんの「猫と野球、まなざしと時間」を拝読。こんなふうに「歌集」として取り上げられることがほとんどなくて「猫本」として取り上げられることが多いので、ありがたかったです。
1箇所、歌集名が『これから猫のはなしをします』となっていた。紛らわしい書名で申し訳ない気持ち。
あとは、短歌研究新人賞発表号だったので、受賞作などをざっと読んだ。候補者が全員三十代だったことに気づいた。
短歌、一度にたくさん読むと良し悪しや好き嫌いがよくわかんなくなってくるね。
気づいたと言えば、「短歌研究」の連載「猫には猫の、犬には犬の」の締め切り、月末じゃん! ということにも気づいた。あぶねー。
とうもろこしご飯
きょうは、このおかざき真里さんレシピのとうもろこしご飯。毎年恒例になっている。簡単でおいしくて、季節を感じられて、とてもよい。
きょう作った短歌
「毅然と」は言い過ぎで「ちゃんと」くらいがいいかも、と投稿してから思った。
《アジサイの散ったり落ちたりしないままちゃんとしおれていくさまが好き》
これくらい静かなほうがいい気がする。
それだけは言える
大学のときの第二外国語は中国語で、卒業旅行も中国だったので、「それだけ」ってわけじゃないんだけど、このツイートを読んで思い出したフレーズは「ビンチリンヨウマ?」(アイスクリームはありますか?)だ。
中国旅行に行ったときに、使ってみたら通じて、未知の言葉が通じるってめちゃくちやうれしいんだな、と思ったフレーズ。前にもなにかの文章に書いたけれど、言葉が通じる喜びって、川に泳いでいる魚を見つけたときみたいに、抗えない類の、なんかすごく心の根っこの辺りがふるふるとうれしいんだよ。喜びの種類がプリミティブ(根源的)な感じ。
屋台のアイスクリーム屋さんに向かって「アイスクリームありますか?」って「あるに決まってるだろ!」という話なんだけどね。
あさってで3年
『猫のいる家に帰りたい』の刊行から、あさってでちょうど3年である。3年を記念して、togetterで感想ツイートのまとめをアップする予定。
3年経って、まだ動いているのは、本当にありがたいことである。来年くらいには続編が出せるといいなぁ。続編が出れば、またこちらも動くと思うし。
そんなそんな。