猫の日イブ
2023.02.21
毎朝6時にパソコンが自動で起動するように設定している。だからきょうの朝いちばんのできごとは、この不幸な「サブディスプレイの死」であった。まあ、正直いつから使っているかわからないディスプレイで解像度もiMacよりずっと粗いものだったから、よく働いてくれたと言える。では新たに購入するのか、というとそれはまた別の話で、なければないでどうとでもなるのがサブディスプレイ。しばらくは、様子見である。
デラシネの日々
担当の編集さんが朝ドラ受けを。
僕は歌人なので貴司くんが気になるんだけど、編集者目線だと、そりゃリュー北條が気になるよね。
『デラシネの日々』重版、うらやましい……。
猫歌人のスペース
きょうは、猫の日イブ。
あしたは、スペースで少し話します。キャンペーンの告知をしようと思ってたんだけど、オマケの詳細がまだ届いてないな……。まあ、いつもみたいにダラダラと話します。
録音するつもりなので、後で聞いてもだいじょうぶです。
……というか、録音するならあまり下手のことを言わないように、気をつけないといけないのは僕の方だ。
三十一筆箋
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手書き短歌カード
きょうはこの作業をしていた。かわいいよ。
あ行、か行まで終わった。
書くのは結構大変。自分の字、全然好きじゃないのに、なんでこんなに手書きの短歌を売りたがるのか、俺よ……。
短歌研究
きょう発売。『短歌研究』、これまでときどき買う程度だったんだけど、「すごい……。短歌のことばっかり書いてある……」と当たり前のことに、ちょっと面食らってしまった。濃すぎ。
連載は、毎回、短歌とエッセイそれぞれにお題が出て、僕が猫の、岡本さんが犬の、それぞれお題に沿った作品を書くことで猫と犬の違いが浮き出るのでは、という企画なのだけれど、必ずしも違いばかりではなくて、第2回のエッセイのお題「匂い」ではふたりとも「恋しい」気持ちを書いていて「なるほど、匂いは恋しいと結びつくものなのか」と思った。そういうのもおもしろい。
読んでみて。
……で、一応各お題で別案を作っていたので、この日記に載せようと思います。
【なれそめ】
なつかない白くて青い目の猫が猫についての最古の記憶
【かわいさ】
猫は、マイペースとも気ままともわがままとも言われる。でも、一緒に暮らしてみると世間の評判とは少し違うのだ。(もちろん、そういう面もあるが)かまってほしそうなことも多いし、もしかしたら気を使っているのかも、と感じることもしばしばだ。猫のかわいさは、つまり「とらえどころがないところ」なのではないか。猫に限らず、何を考えているのか、あるいは何も考えていないのか、謎めいている存在に人は惹かれてしまうものだ。
【コミュニケーション】
背をなでたお礼のように猫が手をなめてくれるがまあまあ痛い
【匂い】
猫は、稲穂の匂いがする。そう思っているのは、僕が田舎に住んでいるからかも知れない。ある人は「ビスケットの匂いだ」と言い、ある人は「ポップコーンの匂いだ」と言う。たぶん、みな同じ匂いのことを言ってるんだと思うんだけど、匂う人の環境や生きかたみたいなものがほんのり垣間見えるようでおもしろい。ちなみに子猫は、成猫と違って、ほのかに油性マジックの匂いがすると思ってるんだけど、誰にも賛同を得られたことがない。