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のはなしをします

2023.03.29

きょうは、久しぶりに晴れたので、急に思い立って、庭の草むしりをした。まだそんなに成長していない上に、雨上がりで土が柔らかかったので、案外スムーズに終わった。

日光の下で草むしりをしていると「セロトニンの分泌が促されていそうだな……」と思う。
血圧や心拍数よりも、アップルウォッチで自分のセロトニンの量?が知りたい。不足したら「日光を浴びてください」みたいなアラートが出る。日光を浴びてセロトニンが分泌されると、それが数値で可視化されるといい、というような未来を考えながら草むしりをしていたので、あっという間だった。

トークイベント

きのう日記に書いたトークイベント2つのうちのひとつが、これ。「『いまから猫のはなしをします』のはなしをします」。またタイトルが長いとキャッツミャウブックスさんに怒られたヤツ。

参加者の方には、新刊『いまから猫のはなしをします』の中からでも、それ以外でも、僕の作った短歌で「この短歌の解説や裏話を聴いてみたい」というのを2首選んでもらって、チケット購入時に備考欄に記載してもらうのです。
……で、当日は順にその短歌について話していく、という体裁のトークイベント。オマケには、選んでくれた2首の直筆短歌カードをお持ち帰りいただく、という感じです。

定員15名さま、チケット1500円。僕などの話を聴きに来る人がそんなにいるのか不安。身の程知らずだろうか……。そして、代金に見合う話ができるか不安。
いまから読み直していくけれど、そもそも自作の短歌について、作った背景とかを解説できるほど覚えているのか、という不安もある。なぜこんな不安だらけのイベントをやろうとしてしまったのか……。

短歌だけではなくて、新刊の本ができる過程の裏話とか、今後の計画の話とかもできるかも。

難しいことは何もしません、というか、できません!

そんなに固く考えずに、「仁尾の猫短歌を肴にみんなでわいわい話す会」みたいな感じです。

4/23(日)17:45から。
がんばる?ので、来て!

講座

「ナナロク社の本のつくり方」という講座、Twitterで流れてきて、即申し込んでしまった。絶対おもしろいやつじゃん!
オンラインか、教室かは、もう少し悩んでみる。

ナナロク社って3名しかいないんだ……。すごいな……。

はねかえる

猫の挽歌集は、本当にずっと自作が僕に問いながらの作業になるね。

前面

新刊のオビ(裏表紙側)には《幸せは前借りでありその猫を看取ってやっと返済できる》という短歌を記載している。
この短歌は、自作の中でも特に言及されることが多くて、今回の本でも割と核になっている作品。
読んでいただいた方からの引用でも一番多いし、ご紹介いただけるツイートなどでもよく使われている。
そういう投稿についている「一首めから泣いてしまう」とか「最初の一首だけでぐっとくる」というようなコメントを読むと、「ああ、その一首が割と特別よくできた短歌なので、あまりハードルを上げすぎずに読んでほしい……」とちょっと申し訳ない気持ちになる。
前面に出す作品選びは、難しい……。

あしたは桜を眺めに行けそう。

そんなそんな。