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一輪の花を自分に買うように

2023.02.14

バレンタインデーである。

あまり作っていないバレンタイン短歌。「カカオ豆」は割と気に入っている作品。

以前の職場の同僚からガンダムのチョコをいただいた。うれしい。

ほんとうのこと

少し短歌のことを。
昨年、枡野浩一さんの歌集刊行記念のイベントで「手紙短歌」を募集していて、僕もたくさん投稿した。

割とうまく作れた短歌が多くて、この短歌もリアルのイベント当日に枡野さんが言及してくれたんだけど、そのときのコメントが「これは、本当になんていう名前か知らない人じゃないと作れないよね」(大意)というものだった。そして、確かに本当になんていう名前か知らないで作ったし、調べてないから今でも知らない。
……で、そのコメントをいただいたことを、最近考える。
「では、なんで『本当に知らない人にしか作れない短歌』をおもしろく感じるのだろう」って。
そこに「ほんとう」があるからではないか。
リアリティーと言うと、少しニュアンスが変わってしまいそうなんだけど、まあ、でもリアリティーということになるのかな……。
確かに「嘘では書けない」ことって、あるよね。思いつけない、というか。
そして、嘘では書けなさそうなことは、なんとも言えない「おかしみ」みたいなものが宿る気がする。
思考がまとまらないが。
こういう「知らない強み」みたいなことを考えるとき、いつも「『となりのトトロ』を観たことがない人の優越感」を描いたかまいたちのネタが思い浮かぶ。

色校正

ついに色校が届いた!
……が、デザイナーさんにもご検討いただいた結果、束見本のときと同じ紙でいきます、ということで同じ紙だったんだけど、やっぱりしっくりこなくて……。
「まあ、こっちでも悪くないな……」って思えれば、もう時期も時期だしそのままでいくことにしたと思うんだけど、うまくいえないんだけど「苦手」な触感なんだよね……。
僕だけの特異な感じ方なんだと思う。妻は気にならないって言ってたし。
でもせっかく作る本だから、ダメ元で「カバーと帯の紙を変えてほしいです」と言ってみたら、大慌てで編集さんからお電話が。そうだよね……。ごめんなさい……。
でも、ギリギリで別の紙を確保できたらしくて、よかった……。本当にご迷惑をかけてしまった。束見本のときに、明確に伝えるべきだったな……。インクが乗ると変わるのかも、って思ったのもある。

でも色味やデザイン、中面もいい感じだった。気になったのは紙だけ。

こうやって束見本に巻いて眺めてみると「全然短歌集っぽくないな……」って思う。詩歌の棚に置かれると、結構目立つのでは。

はー、いよいよである。

確定申告

そして本日から、確定申告の作業を本格的に開始したよ。領収書を仕分けしたり、少ない稼ぎを入力したり、荷造運賃を入力したりした。まだまだ先は長いけれど、やり始めたら曲りなりにでも終わるものなのだ。目標は今週中に終わらせる。最悪でも2/22(猫の日)までには完了させる。
そしてここまでの今年分も入力までは完了させて、今後は発生したら逐一入力していく。
毎日こんな日記を書く時間があるなら、帳簿をつけるくらいできるだろうに。

ドリブンズ

村上淳プロ、やっと勝てた……。100点差……。よかった……。

買える短歌

詳細は、もう少し固まってから告知しますが、《一輪の花を自分に買うように短歌を一首選んでほしい》という歌集刊行記念イベントをやります!

そんなそんな。