睡魔

2024.09.21


きょうは、リクエスト短歌を清書して、お送りした。58人め。1つのリクエストにつき、ときどき二首できることもあるから、いま多分65首。

眠気

リクエスト短歌を送ったあと、どうしようもない睡魔が襲ってきて、昼寝をした。

最近、抗えない睡魔に襲われることが多くて、よく昼寝をしてしまう。
きょう、不意に気づいたんだけど「この眠気、もしかして先月から飲んでいるアレルギーの飲み薬のせいでは?」。

きのう、薬をもらうときに「お薬を飲んで眠くなったりすることはないですか?」と薬剤師さんに言われて、「いや、だいじょうぶです」と答えたんだけど(実際、そういう実感はなかった)、ここ最近の睡魔って、もしかして……。

自分の体調の変化とその要因に敏感に気づける人を見ると、「ああ、すごく自分を把握できているんだな」って感心してしまう。

異変

16時頃、長い昼寝から目が覚めた。
まずは猫にご飯をあげて、ひとっ風呂浴びて、その後原稿に取り掛かろう、と思って一階へ。

風呂の湯を追い焚きしようと洗面所に行くと、誰かの吐瀉物があった。少し赤みがかっていて、水っぽい感じ。
(誰だ?)
我が家でよく吐くのは「ふく」で、「ゴマ」と「きり」もときどき、という感じ。

ペットシーツで拭いたあと、取り急ぎ猫の晩ごはんの準備である。

猫のエサ皿を5匹分準備して、パウチのウェットフードを入れていく。

食いしん坊の「カイ」は、キッチンまで来て、皿が置かれるのを足元で今か今かと待つタイプ。「ふく」もキッチンには来るけれど、食にはあまり執着しなくて、気に入らなければ食べないタイプ。「きり」と「ゴマ」はリビングにいて、自分のところまで持ってきてもらうのを待っているタイプ。「てん」はあげてもすぐには食べないタイプ。

足元にいるカイに「はい、どうぞ」とウェットフードを置いてあげたのだけれど、「スゥ」と無視してリビングに行ってしまった。

(さっきの吐瀉物、カイだな……)と思った。カイが食べない、ということはこれまでに一度もなくて、つまりはかなり由々しき事態なのだ。

すぐに友人宅に遊びに行っている妻に電話をかけて「カイが食べない。病院に連れて行きたいけど帰ってこれる?」と聞いて「すぐ戻る」となった。

次は病院に予約だ。電話をかける。……出ない……。
留守電に切り替わり「月曜日まで臨時休診です」のアナウンスが。マジか……。

留守電に事情を話し、ひとまず様子を見ます、と告げて切る。

妻にもその旨を伝えたが、取り急ぎ帰ってくるとのこと。

カイは、その後4回ほど吐いた。もう吐くものがなくて透明の水っぽい液体しか出てこない。

ああ、かわいそうに。

なにか誤食誤飲したのだろうか。

それにしても年に数回しかないはずの臨時休診のときに限って、このようなことになるのは、いったいどういう理屈だろうか。

妻も戻り、協議した結果、あしたも食べられないようであれば、別の病院に連れて行こう、ということになった。

どうか、大したことありませんように。

歌集歌書評・共選

この竹内さんのツイートで自著が取り上げられていることを知った。

『短歌』の歌集歌書評欄に次いで、『短歌研究』でも取り上げていただけた。

字義通り

先日のトークイベントで、鈴木晴香さんの歌集について話しているときのこと。(トークイベント中だったか、イベント前の打ち合わせ中だったか、記憶が曖昧)

いつ開けたペットボトルかわからないペットボトルが何本かある

『夜にあやまってくれ』(鈴木晴香 書肆侃侃房)に収録されているこの短歌について「急にだらしない感じが好きだった」みたいな感想を言ったときに、鈴木さんから「これは心の中のことかもしれませんよ」と言われて、「ああ! そんなふうに読んだりするのか!」と、なんていうか……ちょっと、気が遠くなってしまった。

脳みそが(短歌に限らず)普段から割と言葉を字義通りにしか理解しないほうなので、そういう「読み」が極端に苦手だ。僕はたぶん短歌のよい読者にはなれない。

そんなそんな。