見出し画像

夏が来るのはうれしいことだ

2023.07.24


きょうは、あずきバーを食べた。

きょう作った短歌

「泣ける」は、安易かな……と迷ったけれど、採用した。最後の「泣ける」で急に主語が作者になるところが肝。

Twitter

Twitterのマークが「X」になった。どうでもいい。

台所の電気

少し前に点いたり消えたりしていた台所の電気は、いまなぜかちゃんと点くようになった。ときどき暗くなるけれど。つまり、経年による劣化で器具自体が不安定なのだろう。この家も築二十数年。いろんなところにガタが来ている。

きのう書くのを忘れていた

きのう、今年初スイカ。スイカは、うまい。何度も書いている気がするけれど、僕の最後の晩餐はスイカがいい。だから夏に死にたい。

書くことがない

あまりにも書くことがないので、これまでに作った夏の短歌を抜粋して列記します。

夏の夜と冬の朝とをともにして僕らはなにも変わらなかった

暇そうな夏の暖炉の前にいる 気のせいだけどちょっと涼しい

夏休み 制服じゃない格好で学校じゃない場所にいたきみ

長い長い余生の途中 高3の夏に敗退してからずっと

壁あてがキャッチボールになった夏 二人で食べるパピコはうまい

点火したけど行く末に爆薬のない導火線っぽく過ぎた夏

夏休み最後の日とは泣きながら過去の日記を書く日のことだ

今年初ヒグラシの鳴く声を聞きその日暮らしの夏が始まる

靴下が嫌いでTシャツが好きで夏が来るのはうれしいことだ

終わるからなんなのだろう はじめからなにもなかった夏ではないか

絵日記のため植えたのに夏休み終了後に咲くあさがおの僕

ヒグラシは初夏にも鳴くのに秋の季語 これは中間テストに出ます

夏がいく 名残惜しいということは好きということなんだと思う

夏があり夏休みがあり「あの夏」がおとなの数だけあるわけである

ひざの猫とヱビスを流し込む僕がなかよく喉を鳴らす夏です

庭の草むしりをしてる 夏場だけ猫の額は案外広い

「夏」という術が我が家にかけられて床にただしく落ちている猫

ヒグラシの鳴き声のなか猫が寝る いちばん好きな夏の夕暮れ

そんなそんな。