![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96011019/rectangle_large_type_2_01af8337aef6c1c6b6569e7bc7fa6f5f.jpeg?width=800)
思ってない=おもしろくない
2023.01.19
3月に展開する企画がだいたい決まった。新刊に合わせてのイベント(?)になりそう。
テレビ出演から1年
昨年のきょうは、出演したテレビの放映日だった。馴染みのない仕事のときはいつも「二度目があるといいな……」と思う。 https://t.co/bW5i81uuyc
— 仁尾智(におさとる)2023年3月仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』刊行予定 (@s_nio) January 18, 2023
昨年のきょうは、出演した「ねこ自慢」の放映日だった。もう1年も経ってしまった。
今度、本が出るんだけど、何かを作るときは「いま、自分が想像もできないようなことが起こるといいな……」と思って作る。
魂に悪い嘘
この「あちこちオードリー」は観てないのだけれど、この記事での伊集院光の下記の言葉は、短歌を作るときにも言える。
「本当のことだけでテレビには出られないが、まるっきりの嘘だけはやめておけ」(中略)
ウソを入れるにしても「精神衛生上、自分に言い訳ができるような言い方をしておかなきゃ」ダメなのだそう。その理由を「他人からの批判よりも、自分の内面からの攻撃でやられちゃう」
これは枡野浩一さんが言う「嘘をついてでもおもしろく。でも魂に嘘をついてはダメ」(僕なりの解釈)ということと一致する。僕は、こういう「かんたん短歌」のルールに惹かれて短歌を作りはじめたようなところがある。だから、もちろんフィクションの短歌や作中の嘘なんていっぱいあるけれど、思っていないような短歌はほとんどない気がする。自分がおもしろいと思えないからだと思う。
におみくじ当たり
通信販売でお三方、当たりくじが出てリクエストいただいて、数日前にリクエストに答えた短歌をお送りした。お二人からは「届きました」のご連絡があったけれど、おひとかただけ連絡がない。
そうなると「ああ、うまくお気持ちに沿えなかったのだろうか」と気になったりするのなら、こういう企画はやめておけばいいのに、たぶんまたやるのだろう。
さつまいも
きょう、家にあったさつまいもを洗って、キッチンペーパーを巻いて、その上から水で濡らして、ルクエのスチームケースに放り込んで200Wで10分加熱したら、ホクホクのふかし芋のできあがり。かんたんでしっとり美味しい。
よかれ
先日、譲渡した猫に会いに、里親さんのお宅にお邪魔したときに里親さんが「猫にちょっと外の空気を吸わせてあげたくて、ベランダを網で囲ったり、なんとか加工して、出られるようにしてあげたいと思って」とおっしゃっていたので、「それは我が家でもよく考えるし、平時であればもうそこまで意外な動きはしないので大丈夫だと思うのですが、ベランダにいるときに例えば大きな音がしたり、鳥に気を取られたりして、パニックになったりしたときに、自分で工夫したものだと強度とかが心配です。やるのであれば、プロに頼むべきだと思います。よかれと思ってしてあげたことで、猫になにかあったら、こっち(人間)が死にたくなるから」と伝えた。
ときどきSNSなんかで「それ平時にはだいじょうぶだろうけど、なにか突発的なことがあったときに、猫の跳躍力とパワーとパニック具合を想定している?」みたいな動画や写真を観ることがある。
あんまりよかれと思わないで!
本当に気をつけて!
後悔
先日、立ち呑み屋さんで同席したおっちゃんが「僕は昔、やろうと思いながらやらなかったことがあって、後悔している」と話していた。
僕には、そういうこと、あるだろうか、と、少し考えた。
そんなに立派な志や目標を持ったりしたことがなかったので、あまり思い浮かばない。
唯一、「若いときにやっておけばよかったな……」と思うのは「英語」かな……。
行動や意思疎通、情報が国内や日本語に限られるのって、すごく窮屈でつまらなくて、危ういことだと思う。これからは、特に。
そんなそんな。