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完璧は疲れる

2022.12.24

クリスマスイブである。
以前「人間には『嘘欲』みたいなものが備わっているのでは」と書いたことがあるけれど「子に対して、サンタクロースが存在するようにふるまう」のも嘘欲の発露では、と思ってしまう。

クリスマスイブは、同時にしぐれの命日でもある。2年前のきょう、亡くなった。

これらは、昨年のきょうのツイートなんだけど、本当にそのときのことを全然覚えていない。たぶん、持病もなく、最後まで食欲もあり、苦しそうでもなく、あまりにも自然にフェードアウトしていったから、印象に残らなかったのではないか。本当に見事だな、と思う。しぐれは、思い出してもあまり悲しくない。ときどきそういうことがある。くうもぼうももちろん悲しかったんだけど、むしろ「お疲れさまでした」っていう気持ちのほうが大きかった。
でも、これは我が家が何匹も飼って、何匹も看取ってきたからこういう「悲しくない死別」もあるのであって、1匹しか飼っていない人は、なかなかこういう気持ちにはならないと思うのだ。だから、わかったようなことは言ってはいけない、と思うのだ。

ハッピー

日に1本、チュッパチャップスをなめている。それだけのことなのだけど、ハッピーな気持ちになる。あと40日ほど、この幸福が続く。さらに、まんまるラムネ、レーズンサンドまで。

その上、今の僕には、さまざまなビールがある。めちゃくちゃ気持ちが豊かである。
誕生日プレゼント、ありがたすぎる。

忘れゆくものたち

日記をつけ始めてから、「ああ、これは日記に書こう」と思うことが日に何度もある。ただし、そのすべてが書けているわけではなくて、日記を書く段になっても、まだ覚えていることだけが反映されていくのだ。つまり、忘れられていることもたくさんある。……というか、忘れているから「ありそう」としか言えない。

きのうの日記の「一番うれしい「届きかた」」は、結びで「こういうことが起こるのだから、やはり猫の挽歌集『おやすみなさい』は、作るべきだよな、と、また強く思った。」みたいに書こうと思っていたんだけど、すっかり忘れていた。
たまたま今思い出したから書いてみている。

風呂のドア掃除

きょうは風呂のドアだけを掃除した。

この動画を参考に。
溝の部分がめちゃくちゃ洗いにくくて、汚れは落ちきっていない(ブラシが届かない)けど、「きょうはこんくらいで勘弁したろ」ってなった。それ以外は、ずいぶんきれいになった。「やらないよりはきれいになったからよし」くらいの気持ちでやっている。完璧は疲れるから。

有馬記念

有馬記念はタイトルホルダーから。

きょう観たドラマ

「エルピス」の最新回を観た。ずっと息苦しいのに、おもしろくて目が離せない……。
そういえば「カーネーション」もこんな感じだったよ……。月曜日に何かが始まって、週末にめでたしめでたしのくり返しみたいな「朝ドラの文法」をまったく無視して、うねるようにいいことも悪いことも起きるから、気が抜けなくて、疲れるドラマだった。
「エルピス」、人は死ぬし、何もめでたしめでたしとは解決しないし、結構ドロドロした内容なのに、不思議と観終わったあとに「嫌な感じ」が全然なくて、「息苦しいけれど、めちゃくちゃおもしろかった」となる。

最終回は録画ではなく、リアルタイムで観る予定。

そんなそんな。