寓話

2024.05.31


きょうで5月が終わる。5月が終わるというのに、まだまだ朝晩が冷える。

きょうは午前中雨。

午後から一時的に止んだのでその間隙を縫って自転車で30分くらいの場所にある古民家カフェ「なたね」に『また猫と 猫の挽歌集』を納品に。

「自分のお店で本が置けるの、すごくうれしい」と言ってもらえて、なんだか恐縮してしまった。

家に帰ってきてからは、少し昼寝をした後、部屋の片付け。

実は、明日から松山で在廊するのだけれど、その間に預かりの猫が我が家に来る予定なので、そのための準備。

ケージを拭いたり、変な場所にはいられないようにしたり。

……で、片付けが終わってふと見たら、さっそく「てん」がそこで寝ていた。

在廊

あしたとあさっては、松山erimakiでの小泉さよさんとの二人展「猫のうた」に在廊します。
お昼ご飯の後からなので、13時くらいからだと思います。

だから明日は朝が早いのだった。

ズル

昔ポッドキャストで毎年、その年に起こったことがずっと未来に昔話のように語り継がれるとどんな話になるか、という「今年の昔話」というのを作っていたんだけど、自民党の裏金とか維新の万博なんかは、もうすでに愚かな国の顛末として昔話というか寓話みたいになっていそうだよ。馬鹿な人たちが馬鹿なことばかりして国が滅んでいく寓話。そういう教訓として、後世に残るんだと思う。恥ずかしい。

人間なんて弱いから、基本的には「ズル」をしたいんですよ。でも「ズル」とされていることには法的に罰せられたり、社会的地位を失ったり、という「リスク」が伴って、平たく言えば「割が合わない」ようになっているのが、通常の社会なんだと思うんです。

よく日本の自販機が取り沙汰されて「海外だとあり得ない」みたいな言説、聞くけど、あれはつまり日本人の行儀がいい、とか日本の治安がいい、とかそういうことではなくて、単純に自販機強盗(?)は、リスクとリターンの割が合わないんだと思うよ。

……で、いまこの国では、一部の政治家や政党に対して司法が機能していないから、彼らはズルしても割が合う状態なんだと思う。ズルし放題。そうなると、どうなるかというと一部政治家だけではなくて、それを目の当たりにしている国民全体に「ズル」が横行するんだよ。「なんだ、ズルしていいのかよ」ってなるよ、そりゃ。元々したいんだから。

きょう作ったお弁当

カニカマと枝豆の卵焼き、きゅうりとにんじんのマカロニサラダ、ナスのオイスターソース炒め、レンコンつくね(冷凍)、明太子ふりかけ。

FUTURESCAPE

何年か前に一度出演させていただいたFM横浜の「FUTURESCAPE」宛に『また猫と 猫の挽歌集』を献本させていただいたら、こんな写真をアップしてくれていた!
柳井麻希さん、小山薫堂さん、ありがとうございます!


そんなそんな。