正しい≠ベスト
2022.08.23
きょうは、昨日書いた『これから猫を飼う人に伝えたい10のこと』の冊子を届けに自転車で30分ほどの古民家カフェ「なたね」へ。
「なたね」のオーナーご夫婦は猫好きで、お店には『三十一筆箋』なども置いてもらっていて、保護活動もされている。
ちょっと行きにくい場所なんだけど、機会があればぜひ行ってみてください。
何を食べても美味しいし、お店の雰囲気も最高なので。
……で、あした来るかも知れない一時預かりの猫も、なたねさんからのご連絡で話がきたのだ。
きょうは定休日であることに気づかずにお邪魔してしまった。冊子を渡しながら「ちょっと難ありの冊子だからお金とかはいらないです」と言ったら「今度食べに来たとき、ロールケーキ、サービスする! 物々交換なら、あまり気負わなくて済むしね」と、すてきなご意見! 「それ、すごくうれしいです! また近いうちに食べに来ますね」と話して、またえっちらおっちら自転車を漕いで、途中で「待てよ……。この自転車買ったお店、近いよな……」と、ちょっと抜けていたタイヤの空気を入れてもらって、帰宅。汗だく。
ほとんど運動していないから、よい運動になった。
きょう作った……これは……なに?
短歌にするつもりで上の句を書いたんだけど、下の句が蛇足になりそうだったので、このまま放出してしまった。
川柳になるのだろうか。
「元気をもらいました!」みたいなフレーズを見ると「元気の産出(?)は内製化しておかないと、際限なく外部に求めることになるよ?」と思うので、それをこんなふうに表現しました。
短歌マッチングアプリごっこ
チケット購入した!
現地に行けるかはわからないけれど、楽しみ。
正しいがベストではないこと
伝わりにくそうなことを書きますね。
ベトナム旅行に行くときはいつもヘインズのハーフパンツを着ていきます。
こういうやつ。今、調べていたら、ヘインズのはもう廃盤っぽい。ショック!
これのなにがいいかというと、ポケットが6つ付いている。
前ポケット2つ、カーゴポケット2つ、後ろポケット2つ。
なぜポケットがたくさん付いているといいかというと、僕はベトナム旅行中、ホテルに荷物を置いているときでも、部屋にセキュリティーボックスがあるときでも、基本的にパスポートも日本円もベトナムドンも、すべて自分で持ち歩くからだ。
わかる。
言いたいことはわかる。
「落としたらどうすんの? セキュリティーボックス使いなよ!」とか「ひったくられるよ? 預けなよ!」でしょう? それが正しいのは知っている。
ただ、想像するのだ。
例えば、僕が持ち歩いている財布やパスポートを落とすなら、まだあきらめもつく。
「馬鹿だったな……」って思う。
ひったくられたりしても、同じだ。
でも、もしセキュリティーボックスに入れていた財布がなくなったら? 僕はどうする。フロントの人に言うだろう。「セキュリティーボックスに入れていた財布がなくなった!」って。たどたどしい英語か、グーグルで翻訳したベトナム語を画面で見せるとか、で。
それで伝わったとして、そこからどうするんだ?
込み入った話になるじゃん? 誰が部屋に入ったのか、とか、何時から何時まで外出していたからその時間に部屋に入ったのは? とか。
もう想像するだけで、超面倒くさいことになるじゃん?
それを考えたら、自分で落としたり、無法者にひったくられたほうがまだマシなのだ。
そのほうがあからさまで、シンプルだから。
だから、正しくないのはわかっているのだけれど、僕にとっては全部肌身離さず持ち歩くのが、ベストなのだ。
そういうことって、結構あるような気がするのだ。
すぐに思いつかないけれど。
そんなそんな。