隣人
2023.05.28
きょうは、朝から猫のトイレを黙々と3つ洗った。あと2つあるのだけれど、それらはまた今度。
《黙々と作業したい日 黙々とすべての猫のトイレを洗う》
隣人A
猫のトイレを外の水道で洗っているときに、例の越境してきている木を伐採した隣人がお仕事から帰ってきたんですよ。……で、お金をお支払いいただくことになって、領収書を見せて、お金を受け取るときに「知り合いに聞いたんだけど、これで●●円は高すぎるって」と言い放たれたんですよ。いやー、一瞬なにを言われているのか、よくわからなくて、まあ、金さえ受け取れたら何でもいいや、ってヘラヘラしてたんだけど、後で思い返すと「何様?」という怒りが沸々と湧いてきた。相手に、もそうだけど、そのときちゃんと「いや、別にあなたの家の庭を整えるためではなくて、越境してきている枝を処理するための作業だし、そしてそれは達成されているので、こちらとしては業者さんへの文句はまったくないです。単に実費を請求しているだけなので、それを『高い』と言うのであれば、ご自分の家の庭なのだから、ご自分で安いところを手配すればいいだけの話では? それ、俺に言う?」って、ちゃんと主張できなかった自分に腹が立つ。
妻に顛末を話すと「そういう人って斜め上のこっちが予想していないところから突然わからないことを言うから、こっちの反射神経がついていけないんだよね。……で、あとから思い出して『ああ言えばよかった……』ってなるもんだよ。いいじゃん、代金は払ってもらったんだし」と、落ち着いたものだった。僕は「話の通じない人」が本当に苦手で、そういう人をめちゃくちゃ注意深く避けながら生きてきているんだと思う。むしろ会社員や公務員など真っ当な社会人のひとのほうが「話の通じない人」と接さなければいけないことが圧倒的に多くて、きっと場数が違うのだろう、と思った。
まあ、もう、そんなことの場数を踏んで耐性を得たいとは全然思わなくて、一生関わらないで生きていきたい。
……とは言え、代金を回収できたことで、ここ一年くらいずっと心の重しだった「隣家の木の枝の越境問題」がひとまず落着したので、よしとする。
隣人B
洗った猫のトイレをしばらく庭で干して、乾いたものをサンルームから家に入れていると、空き家だったお隣を購入して「猫を6匹飼う」と言っていた家主さんから声を掛けられた。「いま、もう家に2匹子猫を連れてきていて、夜鳴きとかすごくしているんですが、ご迷惑おかけしていないですか?」ということだった。まったく聞こえてなかったので、というか、たぶん我が家の最年長猫「きり」の鳴き声のほうが数段大きいと思うので「いや、全然聞こえてないです。仮に聞こえていたとしても、そんなのはまったく迷惑だと思わないので気にしないでください」とお答えした。
そこから、彼(50代独身男性)が会社の倉庫に住み着いてしまった猫の面倒を見るためにお隣を購入したこと、いま子猫2匹を捕獲できて、家に連れてきたけれど、夜鳴きや運動会で大変であること、あと4匹は人馴れしていなくてなかなか捕獲できないこと、すでにメス2匹については避妊手術をし終えたこと……などを立ち話で話した。こちらからは、最初は環境が変わって、猫も落ち着かないだろうけれど、おそらくしばらくすれば猫なりに理解して落ち着くであろうこと、かかりつけの病院の話、去勢避妊の必要性などを話した。
たぶん猫と暮らすこと自体が初めてな感じで、でもそのために家を購入して「自作の猫タワーを作ってあげようと思ってるんです」って話してて、かなりの本気度で、まったく悪い人ではなさそうだった。よかった……。
できることがあれば協力してあげたい。今度、『猫のいる家に帰りたい』でも手土産にして、猫を見せてもらいに行ってみようかな。
ネコタツ
今期で10シーズン目となる「ネコタツ」をTogetterでまとめました。
そんなそんな。