総合力

2024.08.09


きょうも妻は福岡にいて、僕は家でひとり暮らし。

基本的には、何もしていない。

一語一会

あした完全版が出るはず。

このコーナーは「過去に誰かからいただいた印象に残っている言葉についてのエピソード」ってことなんだけど、お話をいただいたときの「参考までにこれまでの記事をお送りします」といただいたのが「パティシエ・鎧塚俊彦さん/川島なお美さんからの言葉」「映画監督・犬童一心さん/俳優の山崎努さんからの言葉」「俳優・浅田美代子さん/俳優の樹木希林さんからの言葉」の記事で、「この並びに俺が?」という感じだった。

しかもこの並びに僕が入ることもさることながら、「印象に残っている言葉のエピソード」はあっても、その言葉が「友人」とか「妻」とかでは記事として弱いわけじゃん? まあまあ、ハードルが高いよ……。

でもここに書かれている「総合力で勝負するしかありませんね」という枡野さんからの言葉は、本当にずっと意識しているから、嘘を言わずに済んでよかった、と思っている。

文字面だけだと結構辛辣な「通信簿」の言葉に見えるんだけど、枡野さんのパーソナリティーもわかっていたから、割と言葉を言葉通りに受け止められた。

あと、この記事について考えているときに思い浮かんだのは、「これから猫を飼う人に伝えたい10のこと展」を見た歌人の青木麦生くんが言ってくれた「短歌の居心地がよさそうな展示だった」という言葉。それ以降も何かを企画したり、制作したりするときに「これは、短歌の居心地がいいだろうか」と考えるようになったから。

ベストセラー

記事のおかげで、Amazonの「和歌・俳諧」カテゴリで一瞬だけ1位(ベストセラーマークが付く)になった。『また猫と 猫の挽歌集』史上初。

震度5弱

早めの晩ごはんを食べて、酎ハイとか飲んでちょっと酔っ払いながら、NewJeansが出演しているYouTubeを観ていた。

なんと言うか、微笑ましい。

……と思っていたら、いきなりドドドドって揺れて、スマホからはウーウーっていう警報音が鳴って、使ってないほうのiMacが倒れて、机に置いていたタンブラーも倒れて、同じ部屋にいたカイは一目散に部屋から出て行って、掛けていた絵が落ちて、ミルキーやなつめ、いちの遺影が落ちて、玄関からリビングに通じるドアが勝手に開いていた。

びっくりした……。

阪神淡路大震災のときには、京都の出町柳に住んでいて、そこまで揺れなかった。
東日本大震災のときには、社員旅行でサイパンにいて、蚊帳の外だった。

だから、たぶん人生で一番大きな地震を経験したことになる。ほとんど震源地だから、予兆も何もなかったな……。あんなに揺れるんだね。当たり前だけど「起きてはならないことが起きている」感がすごい。

カイが一番驚いていて、かわいそうだった。たくさん撫でて「だいじょうぶだよ、俺が揺らしたんだよ」と抱っこしてゆらゆらしてあげた。

秦野市は断水しているらしいけど、今のところウチはちゃんと水が出ている。電気もついてるし、ひとまず問題なさそう。

妻は福岡からの飛行機が遅れ、羽田からのバスも遅れ、小田急も止まり、結局もう1泊して明朝戻るらしい。お疲れさまです。

まだ、ときどき「ミシ」って揺れる。

サイレントニャー

なぜ、発売日翌日に在庫切れなのか……。

そんなそんな。