戻りたくない

2024.07.08


きょうは、三年前に施したシロアリ予防に付随する年に一度の床下定期点検。

いつも「とてもよい状態です」と言われる。ただ、排気口部分など数箇所にクラック(ひび)が入っていて、補修したほうがよい状態ではあるらしい。昨年も同じことを言われて「いやー、今年はいいです」と言ったけど、そこから何ひとつ好転していないので、今年も「いやー、今年はいいです」と言って、終わった。

きょう読んだマンガ

『コージ苑』の頃は、大学生だった。めちゃくちゃ「スピリッツ」愛読者だったので、ドンピシャの世代と言える。

うつ病の体験マンガなんだけど、こういうのを読むと「ああ、俺、やっぱりまごうことなき『うつ病』だったんだな」と再認識する。それくらい類似点が多かった。

妄想が悪いほうに暴走して止まらなくなって、冷静に考えたら「そんなことになる可能性、ほぼ0じゃない?」ということが、めちゃくちゃ心配になって、その妄想に従って行動してしまうの、すごくよくわかる。

当時半年に一度の連載を持っていて、うつ病の状態が一番状態が悪いときに締め切りを迎えそうで「ああ、初めて『原稿を出せません』と言わねばならないんだろうか」と思い悩んでいたら、奇跡的にその号は休刊となった。

僕は、結局睡眠薬を飲まずに眠れるようになるまでに数年間を要した。当時の写真を見ると「絶対に病人だ」とわかるような痩せかたと顔色と表情をしている。
いまは「あそこにだけは戻りたくない」と、心にダメージを負いそうなことからは、すごく注意深く距離を置いている。

ロス疑惑

世代といえば、昨今の「饒舌で冷笑的で、何か言っているようで実は何も言わないまま煙に巻く、やさ男っぽい」ひとを目にするにつけ、僕などの世代は「ロス疑惑」のひとを想起してしまう。
もっと正確にいうと「ロス疑惑」自体には全然興味がなくて、実際の映像を見たことはないんだけど、麻雀漫画『ぎゅわんぶらあ自己中心派』にロス疑惑のひとのパロディ的な登場人物がいて、その漫画の登場人物を想起してしまう。

言葉を無力化する人が、とにかく苦手だ。

きょう作った短歌

きょう作ったお弁当

たまごサンド、ジャムとマーガリンのサンドイッチ。

そんなそんな。