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可搬性

2022.11.21

きょうは、2編のエッセイを書いた。あと3編。今週中には終えるのだ。

短歌ブームって

先日、安村さんと話しているときに「短歌ブームって、歌人が増えてきたってことですか?」と聞かれた。
それもあるだろうけど「『作らないけど読む人』が増えているんだと思います」と答えた。平たく言えば、認知度が上がって純粋読者が増えている、という感じだと思う。

そうじゃないと、この部数は説明がつかない。すごいなぁ……。自分の乗り遅れ感もすごい。

あと、先日キャッツミャウブックスでにおみくじを販売しているときに、「最近短歌、気になっているんです」という方がおられて「へえ、誰ですか? 木下龍也さん?」って聞いたら、「いえ、あの……はぎ……」というので、「ああ、『滑走路』の!」と言ったら「はい、そうですそうです」となった。萩原 慎一郎さん(はぎはらさんなんですね。いま調べて初めて知った)の短歌を読んで、感銘を受けた、とおっしゃっていた。
そういうことが、増えているのだ。

同じ方とのお話しの中で自分で言って、自分で「なるほど」と思ったのが「短歌は持ち運びに便利なサイズで、ふとした拍子に思い出せるのがいい」ということ。可搬性。
五七五七七のサイズとリズムが、たぶん人がおぼろげにでも記憶できるギリギリなのではなかろうか。覚えていられる、ということは、頭の中で「持ち運んでいる」ってことで、どこでもどういう場面でも取り出せてしまうのが、短歌のすごくいいところだと思う。

「私のまわりに『歌人』のひと、いないのでおもしろいです」とおっしゃっていて、それはそうだろうな……と思いながら、お話しした。

ネオにおみくじ

イベントで当たりくじが3枚でたのだけれど、まだリクエストが届かない。
みなさん、QRコードが読み取れなかったりしていないか、心配。もし、読み取れていなかったら、当たり券に書かれているメールアドレスやTwitterのDM、その他どんな形でもいいのでご連絡いただければ!

ネコまる

本日発売!
連載「猫の短歌」は、らいさま(現・かぶさま)の話。

エルピスのこと

このドラマレビューには、とてもうなずいた。負けざま、まったくそのとおりだ。

きょう観たドラマ

この冬、映画が公開されるので、TVerで配信されていたので、ついつい観始めてしまった……。リアルタイムでも観ていたので、2回めということになる。
20年くらい前のドラマなんだけど、なんというか……豪華でていねい、という印象。ちゃんとおもしろい、というか。

きょう作った短歌

「澄んだ」とかが過剰で、説明的だよね。
「映し出されてしまうやましさ」とかのほうがよいかも。

そんなそんな。