苦い記憶
2023.01.06
におみくじ
通販分、まとめました。これから投稿されるものについては、順次追加していきます。
これがにおみくじ全体のマガジン。
これはもう「歌集」以上のなにかだと思う。とてもよい。
こういう気持ち。本当に思いつきで始めたことだけれど、参加型になったこともよかった。
すごく楽しかった。
きょう引用された短歌
このアカウントで引用される短歌が、いつも渋い。
体言止め
指摘の内容もさることながら「鴻上尚史にそんなレベルの直しを入れてしまうのか……」と、愕然とする思い。
オールコートプレス
昨日観た「THE FIRST SLAM DUNK」を反芻していて、思い出した苦い記憶がある。
高校2年の頃だったと思う。僕らの高校は公立高校にしては、そこそこ強かった。そして同じ公立高校としては、そこそこ強い学校との試合を、母校の体育館で行なった。
他の生徒が授業のある平日の試合だったから、何かの大会だったのだろう。
僕らは10点リードして前半を終えた。前半を終えたところで、学校の昼休みが終わった。それまで試合を観戦していたバスケ部ではない同級生や後輩たちは「これは、まあ、勝てそうだ」という雰囲気で、みんなが教室に戻っていった。
後半が始まり、相手校がオールコートのプレスを掛けてきて、10点差があれよあれよという間に詰まっていって、終盤に追いつかれ、最終的にタイムアップぎりぎりのところで相手のフリースローとなり、決められて1点差で逆転負けしたのだ。
前半を観戦していた同級生たちは、試合の結果を聞いて「え? あそこから?」みたいに驚いていた。
見事な逆転負けした僕らは放心状態だった。ただ、確かリーグ戦だったので、そこですべてが終わり、というわけではなく、残り試合を勝てば決勝トーナメントに進める、みたいな感じだった。
オールコートのゾーンプレス(マンツーマンプレスも)は対応できないと、冗談みたいに詰められるし、本当に心が折れる。
こんなの思い出す機会がなければ、もう一生思い出さないようなことなのに。
ちなみに、そのときの相手校のキャプテンは、僕と同じ中学出身で、いまはBリーグの審判をしている。まだバスケットボールに関わっている彼を、少し羨ましく思う。