誰と話すか、誰に話すか
「エビングハウスの忘却曲線」について、とても分かりやすい解説をありがとうございました。なるほど、繰り返しながら少しずつ定着していくんですね、人間の記憶というのは。
確かにそうです。日常生活の中で自然とそうしていますね。忘れちゃいけないな、ということについて、「もう一回見ておこう、あの予定は何日だったかな？」とか、「この前読んだnoteの内容、感動したのはどの部分だったかな？」とか、「YouTubeで見た料理の手順、どうだったかな？」など、大事なことでも一度では記憶として定着していないことだらけです。仕事などで必要に迫られることだけでなく、普段の生活の中でも「繰り返し」は自然と自分に課している方法でした。
フランス語を学びたい気持ちは相当強くあります。しかし何をどうすればいいかが全く分かりません。先に申し上げておきますが、問題集やフランス語講座みたいな真面目なやつはやる気が起こらないので無理です。そして時間もない。どうにか「楽しく」日常的に学べる方法はないでしょうか。学んでる自覚もないのに少しずつ身についてる、なんていうのが理想です。そんなに甘くはないでしょうけれどね。
今日はお昼過ぎのまったりした時間にTwitterを開いていると、嶋津さんのメンバーシップ垢のスペースが開かれていました。入ってみるとまだ誰もいなくて、嶋津さんにお声がけ頂いて遠慮なくジョインさせていただきました。
久しぶりにたくさんお喋りできてとても楽しかったんです。しかも常日頃から思っていることを嶋津さんに聴いてもらえて、とても嬉しかった。
私がオンラインで開いているサロンを始めるきっかけや、私の推しの藤井風くんのこと、私がハマっているYouTubeの話や仕事のことなど、たくさん話をさせていただきました。
人って話したいんですね、やっぱり。
聞いてもらいたいんですね、自分の考えていることを。
こうしてnoteに書くだけでは満足してないんだな、とつくづく思いました。
話すことで自分が癒されたり報われたりするんです。
考えていることを人に伝えることで共感を得たり面白がってもらえたりすると、とてもスッキリするんです。
それはいわゆる「自己肯定感」なのかというと、それもあるかもしれないけれどそれだけじゃない。
聞いてもらう相手によって、そのスッキリ感や満足度は大きく変化するなと思うのです。
信頼している相手に聞いてもらうことの重要性でしょうか。
お互いに好意を抱いていることの必然性でしょうか。
とにかく、誰でもいいわけじゃない、ということは確かだなと思いました。
多分、嶋津さんが非常に優秀な聞き手であることは間違い無いのですが、それだけではない気もします。感受性の質が似ている、というか。
言葉や会話のどの部分にときめくか、心惹かれるか、感動するか。
それが似ている人には「この想いが伝わるはずだ」という信頼感がありますよね。
「伝わってるな」と確信できる人との対話はとても充実感があります。
逆にいうと、それを感じられない相手との会話はたくさんの忖度が必要になる。
この感じはきっと伝わらないだろうな、と思いながら話すと自分もモヤモヤしてくるし、話が浅くなる。「この辺でやめとこう」などと、自分の思いを伝えきれない会話は後で消化不良のような胸焼け状態になってスッキリしません。
思いを伝えるって難しいですよね。
その思いは自分の独りよがりではないだろうかと心配しながら話すと、とてもストレスがかかります。嫌な汗をかいたり喉が渇いてきたりします。
でも今日はとてもスッキリ話すことができました。
嶋津さんの良さをたくさんの人に知ってもらいたくて、少々お節介を申し上げてしまいましたが、話しているうちに自然と出てきた言葉だったので、自分でも「あぁ、私は日頃からこんなふうに思っていたんだな」と再認識しました。
そしてそれを真っ直ぐに受け取ってくださった嶋津さんにとても感謝しました。
人と話すことで自分の潜在意識を掘り起こすことができるというのは以前から認識していましたが、私は普段あまり自分の本音を人にぶつけることをしないので、今日はとても素直に思っていることが言えたし、受け取ってもらえてありがたかったです。
器の大きさを含め、それができる相手だからこそ、可能だったのでしょうけれど。
人と話すことはとても大切ですね。
今もこんな風に、今日のことを静かに振り返ることができて、読み手である信頼のおけるタカーシーさんに感謝でいっぱいです。
この交換日記は、私にとっての大切なメンタアルケアに位置しているなと、書くたびに、この企画を始めて良かったなと実感しています。
本当にありがとうございます。
さて、そろそろお夕飯の準備をいたしましょうか。
それではまた。
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