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夢の話

今朝方、とても楽しい夢を見た。

私の大好きな米倉涼子と一緒にヴィンテージショップへ行って彼女のプライベートなショッピングに同行するという話。私はプロのパーソナル・コーディネーターで、米倉涼子はクライアントという設定だ。なんという楽しいお仕事✨ワクワクするでしょ❗

夢の中で米倉涼子とファッションについて色々お喋りしながら洋服やバッグやアクセサリーを見て回る。そして彼女が気に入ったものはヴィンテージのステキなバッグだった。

小ぶりのバッグは柔らかななめしの革素材で色は渋めのブラウンカーキ、ギャザーが施された丸っこいデザインに、カラフルなスワロフスキーのチャームが付いていた。

「可愛いね~~🎵これならパーティードレスにもデニムにも合うよね❗」と言ってとても嬉しそう。じゃあそれに合うワンピースを探そう🎵とあれやこれや提案して、本当に楽しかった。

実はこの「パーソナル・コーディネーター」という仕事は昔から興味があって、いつかやってみたいな~~と思いつつ現実に押し流されて実現できなかった私の夢でもある。

私は高校を卒業してから多くをアパレルの世界で生きてきたので、接客という仕事にはまあ慣れているし自信がある。パッと見て服の上からでもその人のサイズが分かるし、その人の雰囲気や肌や髪の毛の色で似合うデザインや色目が分かる。

よくカラーコーディネート診断を受けた人にありがちな「春色しか着ない」とか「黒は絶対に着ません」という人がいるが、それはある意味勿体ないことで、例えばチークやリップカラーを変えることで簡単にファッションも自分に合うものをチェンジできるのだが、保守的な思考の多い日本人はなかなか冒険をしようとしない。だからあえて時々、「この人、こんな色(またはデザイン)絶対に着たことないだろうな…でもきっと似合うのにな…」と思う人に出会ったりするとイタズラ心にチャレンジ精神がむくむくと沸き起こり、「これ着てみて❗絶対に似合うから。」と嫌がるお客様を無理矢理フィッティングルームに押し込んでみる。そして渋々着替えて出てきたお客様を見て確信する。「ほれ、やっぱり思った通りだ!」

鏡の中の自分に、最初は戸惑い気味のお客様も、何故それが似合うのかというウンチクを私がとうとうと語るのを聞きながら段々その気になってきて、「こんなの一人じゃ絶対に選ばなかったわ。でも凄く新鮮でなんだか楽しい❗」と気に入ってくださったときの達成感は筆舌に尽くしがたいほど。販売員冥利に尽きるとはこの事で。

販売という仕事は当たり前だが結局のところ、売り上げだ。売ってなんぼ。これは数字でハッキリと自分の仕事の結果が出るからある意味やりがいもあるが、反面辛く苦しいことも多々ある。そしてそのコマは限られた店内のもので勝負しなければならない縛りや限界がある。これはどうしようもないけれど、自分的には妥協を伴うのでつまらない。

一方、件の「パーソナル・コーディネーター」はその点が自由だ。外国の大手百貨店に常駐しているパーソナル・ショッパーという職業もあるが、あれも要はフィールドは限られた仕事だ。つまんない。目的は売り上げ貢献のため。そうではなくて、個人のクライアントのためだけに、時間と労力をかけて最適なコーディネートを提供する仕事がしてみたい。

例えば社会的に地位のある人が会議やパーティーなどで自分を完璧にプロデュースしなければならないとか、プライベートで大切な人と会うときやオケージョンでのコーディネートなど、クライアントの生活をまるごと把握した上での「全部任せるからとにかく私をカッコよくして❗」という依頼に応える仕事がしてみたい。

朝方見た夢から本来の夢の話になってしまったが、夢ってやっぱりいつでも自分の中に抱えていたい。「いつか、やってみたい」と思うことって、時々思い出しては生きていく上でやる気とモチベーションアップに役に立つ。

実現しても、できなくても。大きくても小さくても。いつでも夢は持っていたいなと思う。夢は米倉涼子のパーソナル・コーディネーター✨

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